心が死んでる女のなんでもない帰省

夏休みに履きなれない下駄を五月蝿く鳴らす男女を鬱陶しく思いながら、逆方向の路線に乗り込む。ぼくは田舎に帰る電車に小走りで乗り込んだ。

慌てて家を出たのは、昨日も酒缶を開けていたからだった。飲みきれなかったストゼロが寝起きの机の上に置いてあった。流しに行くのも勿体ない不味すぎる毒をぼくはベランダで育てているオジギソウにたまにやっていた。ベランダの小さな緑。私の存在を認知してくれる小さな緑。
一昨日

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あざす!!!今後も是非に
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わたしの夏休み

わたしは高鳴る胸に両手を添えつつ、列車の椅子に深く腰を埋めていた。
どうしてだろう、身体はしっとりと穏やかなのに頭は冴える。
昨日までの徹夜づけの試験勉強疲れは、一晩の睡眠で吹っ飛んでしまったようだ。

さあ、列車は走る。
梅雨明けの真っ青な海と、それに応える紺碧の海縁を。

わたしは、ひたすら車窓を眺めながら、妙に冴える頭を意識的に空っぽにしていた。
何ヶ月ぶりだろう、故郷に帰るのは。
学生生活

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ひさしぶりのぼこう

前回の続き。

久しぶりに帰省から、親との会話もそこそこに僕はすぐに家をでた。
父の車を借り、思い出の道を気の向くままに車を走らせる。

10年前とほとんど変化のない田舎道なのだが、毎回この時ばかりは不思議と「懐かしさ」という名の感情に心を躍らせる。

哀愁にというものに少し似た感情なのだが、この感情がなんとも言い難い魅力がある。
海外旅行のような新鮮さもたしかに刺激ではあるが、久しく地元の帰って

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ひさびさにぼこういってかんじたいわかん

おひさしぶりのnote

ぺぺいです。

タイトルにある通り先日母校にいってきました。

とくに意味はなく、ただただ久しぶりに帰省したのをきっかけに
なにもすることがなかったので、足をはこんだのですが

久しぶりにいった母校とやらは、控えめにいってエモ過ぎた。
そして最高だった。

そこで感じた不思議な感覚を、思い出として記すためnoteに書くことにした。

このnoteは、

『最近実家に帰って

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