会社員人生は退職者情報の海に還る

一人の人間が企業に入社してから退職するまで短くて数年、新卒で入社して定年まで働く場合は約40年もの長期間に渡って会社に在籍することになる。

従業員名簿をはじめとした各種書類は会社側で退職後3年間保管することが義務付けられている(※)ため、会社に在籍していた人間の情報は人事システム上のデータとなって退職後も残される。そうした一個人の情報が地層の様に積み重なり続けていく。

※労働基準法109条

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【パラオの神話・伝説】太陽探し

パラオの神話・伝説シリーズ/神話素材番号:001/引用:Kramer Vol.4 story168/男達が太陽を探しに行くお話

遠い昔のある日、パラオのペリリュー島のガラケウクル(Ngarakeukl)という村にいた四人の長老たちが、海岸に座り、沈んで行く太陽を見ていた。

彼らは、太陽は沈んだ後どこへ行くのか、追いかけて確かめることにした。次の日の朝早く彼らはカヌーを出し、西へ向とかった。夕方

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昔話から学ぶ!仕事の改善を阻害する無意味な「伝統」

前回の投稿では、お盆に先祖が帰省してくるなどという無理筋な伝統を批判しました。

無理筋な伝統、今を生きる人々にとってお荷物になってしまう伝統や習慣は多いですよ。 以下の面白い昔話がありますのでご紹介。

欧州のある古い教会での話です。教会の神父が、野良猫を飼っていました。彼が祭壇の前でお祈りをするときも猫が彼に悪戯したりするため、お祈り中には猫を紐で祭壇の脚につなげるようにしました。
 やがてこ

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仕事の成果を引き出す昔話

昔、あるところに、ヤギのミルクを売り歩く小さな少女がいました。
少女が住む国は砂漠も多く年中灼熱の国です。
そんな国の大きな町で、ミルク壺を頭にのせて、売り歩くのが少女の仕事でした。

今日も厳しい日差しの中、歩きに歩く少女でしたが、のどが渇いて仕方なくなってしまいました。
「今日はこれだけ歩いたのにミルクが全く売れないわ」
「今日の稼ぎは得てはいないけれど、いっそのこと壺のミルクを飲みたい」

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