東山魁夷

水鏡・ミズーリナ湖畔一周

<イタリア旅行記(2008年夏・ヴェネト&ドロミテ&トリエステ)no.51>

トレ・チーメ(Tre Cime)からの帰りのバスも、やはり途中、ミズーリナ湖(Lago di Misurina)で乗換え。
1時間半程、待ち時間があったので、湖畔の周遊道を歩くことにしました。

朝とは違うミズーリナ湖の顔が見れて、気持のよい散歩となりました。
皆さまも、是非、その森林浴を、お楽しみください。

少し風

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【短歌】kaii【かばん2019年2月号】

描かれた襖の波にさらわれる眼(まなこ)も腕もばらばらになる

青の呼応している世界に沁みるよう浮かんで消える白馬は夢か

飲まれゆく広葉樹ともしれぬ森ただただ息をする人になる

もみじもみじこれが私の故郷だねあなたの魂を通してみる

描いては何に願おう真昼とも宵ともつかぬ祈りの中で

黒が黒でいられることを許す木々、ビャクヤ(白夜)は禽獣の声に似る

kaii(魁夷)あれは金星ですか嗚呼それは消え

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『東山魁夷』展

18.11.10

あのねー、これは本当にすごいよ。ムンク展といい勝負。周囲が挙って大絶賛する理由、入場してすぐによく分かったし、書き留めたいことありすぎてまとめるの難しい😵

東山魁夷の印象は、一言で表すと「日本のフェルメール」。彼は「青の画家」と称されていたけど、光の表現力や独自の美しい青"東山ブルー"を使用するあたり、フェルメールそのものでは?

戦争で家族も家も全てを失い、人生のどん底に

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フレディと魁夷。分かりあえただろう二人。それは夢のようだけれど。

先日の日曜日、近所のシネコンで映画を観てきた。自分が好きなロックバンドのボーカルの話だったので、興味を持っていたのだけれど、その鑑賞後の感じ方が、かなり自分なりに忘れられないものだったので、そのことを。

クイーンのフレディ・マーキュリー。洋楽好きの人でなくても、その名前は知っている人も多いだろう。映画のタイトルは「ボヘミアン ラプソディ」だが、クイーンというよりも明らかに、フレディ・マーキュリー

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暮れゆく年を感じながら。

子供の頃から、年末年始の、なんとも言えないこの空気感が好きだ。

静かに暮れゆく年を見送り、新しい年を迎える。静かで厳かな。それでいて、ふっと緩んだ柔らかな空気感。
家族や親族たちと賑やかに過ごす時も、ひとり静かに過ごす時も、この情緒は変わらない。凛としていて優しい。

家のすすを払い、掃き清め、家族が集まる温かなお家に年神様をお迎えする。
ふと父のことを思い出す。いつも神棚の支度をする父の高い背

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スキ♡なんまら嬉しいべさ…!したっけこれからも頑張るね!(北海道弁)
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青森写真処〜雪が結晶のまま降る〜

おはようドグ〜!(●´ω`●) 

今朝の青森は、雪が結晶のまま降ってるドグ〜! 寒すぎる朝に見れますドグ。

マクロレンズで撮ると、ほら。(●´ω`●)

小さな雪の結晶。

きれいです☆

小さな森に雪が降って、まるで東山魁夷の絵のよう。(●´ω`●)

今日も一日、ドグッとがんばろうね〜!(●´ω`●)

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今日の運勢は……ええっ!? まさかの……!!(*´▽`*)
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晩年

今年、京都で3人の画家の個展を観ることができました。

 春の横山大観、秋の東山魁夷、藤田嗣治。どれも、その人となりや境遇がわかって、味わい深かったです。なかでも、それぞれの晩年が祈りへと導かれていったのには、生きることを問う感覚。特に、パリで裸婦と猫、宴を描いていた藤田は、晩年、キリスト教に入信し、おかっぱ頭の自分と妻を絵の中へ書きこみ、一緒に祈ります。夫婦で祈っているお茶目な姿は、若き日の放蕩

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「東山魁夷展」についての考察

会期の最後の週末に滑り込みで行ってきた。東山魁夷展。
非常に良い展覧会だった。いい作品(正確には、自分の心を打つ作品)に出逢うとたいてい背筋が凍り、ぞっとした感覚になる。この展覧会ではそれがとても多かった。

まず展覧会を楽しめた理由の一つは、よい友人と一緒に行ったからというのもある。彼女は思ったことを比較的そのままの言葉で言ってくれる人なので、素直で的確な発見を共有できる。一度心の中で加工された

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自分の外で考える(あるいは東山魁夷展)

"カントにはいささか申し訳ないが、ぼくらは自分自身の思考の外で思考しなければならない"
-スティーブン・シャヴィロ『モノたちの宇宙 思弁的実在論とは』より

社会のためになることをする。
Social Goodな考えがデフォルトになるにつれ、表面化してきた問題の1つとして、「何をGoodと考えるか」には人それぞれ大きな違いがあり、その違いがそれぞれ良いことをなそうとする者同士の間でGoodとは程遠

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〝美しい〟について

新国立美術館で開催中の東山魁夷の展覧会に行ってきました。

やっぱりいいですよね。
美しい。
ということで、「美しい」についてほんの少しだけ。

魁夷の絵画っていうのは風景が多いのですが、写実的なようで全然違うんでえすよね。
一見、「あ、こんな風景あるよね」って思うのですがよくよく見ると「こんな美しい世界は現実にはない」と思う。
どちらかというと幻想的。

その秘密は、風景からノイズを排除している

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大当たり◎今日は最高な気分で過ごせるはずです٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
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