樹脂ポストピアス

夏のこちら側から

もう、夏休みの季節だろうか。

『君のいない世界は夏休みのない8月のようだ』なんてRADWIMPSは歌うけれど、大人になったわたしの8月に夏休みはなくて。キラキラした夏に憧れだけが募るよ。

それでも大人のわたしも、夏の青空に希望を感じてしまうし、夏の夕暮れにわけもなく切なくなってしまう。

夏の向こう側を知りたいのに、気づいたら夏の入り口に戻ってきていた。毎年の夏が見えてくると、いつもそんな感覚

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どうか、元気な夏を。輪っかピアス clear

「元気?」

そう聞かれることが苦手です。元気って、どんな状態だったかな。元気という感覚、小学校の校庭に置いてきてしまったんだと思います。

それでも元気すぎる夏の太陽にさらされると「眩しいなあ」と小言を言いながらも少しだけ、ちょっとだけ自分にも夏らしいきらめきをまとったような気がすることがあります。

勘違いでしょうか。

そうかもしれません。

身につけるものは、不思議です。モノトーンのお洋服

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氷のような、さんかくピアス

2019年の5月は、すでに夏のような暑さをまとっていた。

わたしは、というと、夏の準備なんて一切していなくて、それよりも春さえもまだまともに受け止められていなくて。暑すぎる5月の中で、ただ素直にうだるしかなかった。

「あつい」

あついあついあついあついあついあついあつすぎる。

まあそんなにうだうだ言っても気温が下がるわけでもなく。現に6月の梅雨入りを迎えてもやっぱり夏日が訪れている。

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儚い雨色スタッカート

曇り空から落ちる、冷たい雨。
モノクロームな世界にも、少し光を求めたくて。

透明のような雨の日には、決まって君のことを思い出す。ぽつぽつと傘を叩く雨の音は嫌いじゃない。そう気づいたのは、透明なビニール傘を傾けて笑う君を見た瞬間から、だった気がするよ。

こんなきれいな雨の日には、決まって君のことを思い出す。きれいな思い出になった、君を。

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雨の名前ですが、冬の空をイメージしてピアスを作

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深い星空フェルマータ

例えばあの深い夜の空。

藍色にも見える夜空に、白く浮かぶ雲の先。空の向こうにきらめいて見えたのは、星か、それとも雫か。

一面の空に伸ばした手が、何かを掴むことなんてないとわかっているのに。それでも手を伸ばせば、何かが手に入るとどこかで信じてしまうんだ。

そんなわたしを、滑稽だとだれか笑って。

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晴れとは言えない、深い夜空をイメージして、ピアスを作りました。樹脂ポストなので金属アレル

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はじめまして【つきふたつ】です。

はじめまして。【つきふたつ】です。
主に樹脂ポストのピアスをつくっています。今日からnoteにも作品を載せていこうと思い、まずはご挨拶とnoteを書いています。

はじめのご挨拶なので、つきふたつを始めようと思ったきっかけについてかんたんにお話させてください。

樹脂ポストのピアスを作ろうと思ったのは、わたし自身が金属アレルギーだから。10年くらい前に耳鼻科でピアスを開けたときに検査してもらったら

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