白井晟一

白井晟一(1905-1983)は大学で建築を学んでない建築家で、原爆堂のドローイング(アンビルド)が有名です。

この人とアドルフ・ロースだけはただただ好きでもっと見たいって思う。

これらが登呂遺跡の隣の芹沢銈介美術館「石水館」で、2010年に解体された自邸「虚白庵」もすごく好きです。

そして本題。

白井晟一は書道が好きで、直筆の作品がそれなりに残ってて、そのひとつの「緒」っていう文章があり

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秋田旅行記(2018.4)その4(ミョーチキリン日記#114)

2018年4月28日、15時頃。

四同舎1階のお座敷の部屋を見学し終わった僕は2階へと上がるため、階段のあるエントランスホールに向かった。

宙から降りてきた石板が、地表に落ちる寸前で止まったかのような、どこか神秘的な印象を漂わせる螺旋階段。
その1段目に足を乗せる。踏み込んだ感触から、ソリッドな見た目の印象よりとても頑丈な造りに感じられた。続けて、ゆっくりと2段目にもう片方の足を乗せる。さらに

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月刊「なごみ」2019年5月号 淡交社

本日発売の月刊誌「なごみ」5月号、特集「フジモリ先生が案内する 建築家たちの茶室」にて写真を担当させていただきました(8,9,20,21頁)。取材に同行させていただいたのは湯沢市柳町にある高久酒造酒蔵の2階にある「琅玕席」。湯沢市とは縁の深い建築家の白井晟一氏が手がけた茶室です。建築史家・東京都江戸東京博物館館長の藤森照信氏曰く、茶室としては「掟破り」で、非常に白井晟一らしい作品と評しています。

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秋田旅行記(2018.4)その3(ミョーチキリン日記#102)

2018年4月28日、14時過ぎ頃。
僕は見学をお願いした四同舎の中にいた。

四同舎のエントランスホールは吹き抜けの中を螺旋階段が通り、南側に設けられた大小複数の窓から光が差し込むという構造だった。視界のほとんどがモノトーンでまとめられたその空間は一見無機質で冷たい印象なれど、なんだか心がだんだんと晴れ晴れしていくような、不思議な居心地の良さがあった。

挨拶の後、管理者である清水川さんが白井晟

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相思相愛ですな❤️
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秋田旅行記(2018.4)その2(ミョーチキリン日記 ♯92)

2018年4月28日、14時頃。

温泉と酒造りで知られた土地、秋田県湯沢市。
湯沢駅から北東の方角へ15分程歩いたところに、四同舎という名の建物がある。
僕はその前に立っていた。

元は地元の酒造協会が会館として利用していた建物なのだが、数年前にその役割は終わり、その後は酒造協会から他の人の手へと渡り管理・運営されている。
1959年竣工、鉄筋コンクリート造の力強い印象が漂う建物である。
50年

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相思相愛ですな❤️
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