素人新人

私が風俗を始めた頃の話①ケンコバに舞い降りた天使

季節は夏だったと思う。深夜、一人でテレビを見ていた。家族が寝静まったリビング、いつの間にかお目当てのバラエティ番組が終わり「お笑い芸人の風俗談義」みたいな深夜っぽい番組が始まっていた。当時なぜか母親の方針でクーラーが絶対禁止されていた過酷な環境下の実家で、やっと浅い眠りに落ちかけていた私のアタマに、ハッキリ届くくらいの熱量と声量で、ケンコバがこんなことを喋っているのが聞こえてきた。

「……あの子

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