A4サイズのかばんの話

かばん選びの基準で最もポピュラーなもののひとつ、A4サイズの書類を折らずに入れられるサイズかどうか。でも、どうしてA4なのか、考えたことはありますか?

ドイツのDINという規格が元となって定められたA4サイズは、A3のちょうど半分、A3はA2のちょうど半分。確かに気持ちいい単位です。

ところでかばん屋の身長は高くありません。ドイツ人の師匠は長身なので、ハグしてくれるときは毎度、体を2つに折って

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消えてしまった職人の話

日本の職人が消えてしまった、と聞く事があります。

消えてしまった日本の職人とは、誰でしょうか。職人とは、誰でしょうか。

「工業製品」と「手作り品」の間に、「職人の手仕事」を入れて並べてみます。同じように感じませんか?でもこの中で、動詞に変化させる事が出来るのは、手仕事という言葉だけです。

工業製品では、専門家でなければ見たことの無いような機械を使ったり、大量に早く作ったりするため、出来上がり

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3ステップ ヌメ革のお手入れの話

Step1:守る

ヌメ革は、手入れをしながら長く使っていただくと、全体にツヤが出て、飴色になります。古くからあるシンプルな仕上げですので、通好みの、育て甲斐のある素材と言えます。

しかし反面、革の中でも特に水に弱く、雨や、机の上のお飲みものの滴、また汗などで染みができてしまうこともあります。

もしも水が掛かってしまったら、できるだけ早く乾いた布で拭けばシミを防ぐことが出来るかも。防水スプレー

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糊を使わないで作るかばんの話

糊を使わないで作るかばん、そんなものはありません。

普通は、殆どあり得ない手法なんです。古い手縫いの技術を教えてもらったドイツでも、出会った鞄職人たちは全員、糊を使っていました。昔は膠と呼ばれるゼラチン由来の糊を。現代では殆どの職人が、ゴム糊と呼ばれる合成糊を使います。

日本には、糊をべた塗するとても高い技術があって、こんなに湿気の多い国で、曲げても、時間がたっても、浮いて来たり剥がれたりしな

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