『張子と貼子』@神田TETOKA〈7/26(金)-8/12(月)〉のお知らせ

展示が終わり、また展示。ありがたいことです。

加藤良1・渡部剛『図工』展にお越しくださったみなさま、気にしていただいたみなさま、ありがとうございました。記録として展示の様子も上げておきます。

そしてこの展示の延長戦のごとく、また来週から別の場所で展示に出展いたします。

「張子と貼子|Paper Figures & Collage Exhibition」2019年7月26日(金)~8月12日(

もっとみる
ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。
2

宮島の鹿猿(広島県・廿日市市)_20190719

瀬戸内海に浮かぶ名勝、厳島神社

今回は瀬戸内海にある日本三景の一つ、厳島(いつくしま/通称:宮島)。その島には1400年の歴史を誇り、世界文化遺産としても知られる厳島神社があります。海の中に建てられた鳥居をはじめ、海に浮かぶようにつくられた美しい境内や社殿など、汐の満ち引きで表情が変わる光景が素晴らしい、一度は訪れてみたい名勝です。
また平清盛が信仰したことで発展した神社としても知られており、『

もっとみる
ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。
2

吉備津のこまいぬ(岡山県・岡山市)_20190713

せっかくの3連休ですが天気がぐずついていますね。

現在やっている僕の展示もこの3連休で終わってしまいます。
お近くの方はぜひお立ち寄り頂ければと思います。

吉備津のこまいぬ

というわけで、今回は岡山県にある吉備津神社の授与品である「吉備津のこまいぬ」と呼ばれているものを張子でつくりました。

本物は粘土を手びねりして簡単に彩色したものなのですが、僕のつくったものはきびだんごというかマシュマロ

もっとみる

因幡の白兎(鳥取県・倉吉市)_20190711

倉吉張子

鳥取県の倉吉市で受け継がれる「倉吉張子」は、江戸時代天明年間に絣(かすり)の行商人であった備後屋治兵衛がこの地に定住して創案したものだそうです。

幕末から明治期までが最盛期だったそうですが今でも古い型を使用して受け継がれています。

定住した倉吉張子の創案者である備後屋治兵衛が、倉吉の娘に惹かれてつくったと言われる「はこた人形」は、こけしのような風情の張子人形で、倉吉の伝統的なモチー

もっとみる

四日市の大入道(三重県・四日市市)_20190709

展示(加藤良1・渡部剛『図工』@原宿・the blank gallery:)も落ち着いてきたので、作りためていた全国の郷土玩具張子の更新を久しぶりに。

四日市祭の大入道

「○のつく日は〜市」というように、現在でも日本各地で様々な縁日や市が催されていますよね。

三重県の四日市市は、その名の通り「4のつく日」に市を開いて大きくなった都市で、地域の氏神である諏訪大社の例祭である「四日市祭」というお

もっとみる
ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。
1

郷土玩具収集notes -王子稲荷神社の暫狐

郷土玩具辞典を見てみます。

王子稲荷は関東稲荷の総元締めとして知られているが、ことに稲荷信仰が盛んであった江戸時代明和・安永(1764~81)ころには、すでに同稲荷の参道に参諸者相手の土産物玩具が現われた。これもその一つで、文化文政年間(1804~30)の風俗を記した写本『江戸沿革』の王子稲荷の項にも、「紙細工の狐は道行く人の頭に宿り」とある。(略)
明治二四年刊の玩具画集『うなゐの友』初編(清

もっとみる

これからの時代のおもちゃ開発について~「気泡わり専用アラビックヤマト」の開発経緯

国民的に有名な液体のり「アラビックヤマト」を、手遊びおもちゃに生まれ変わらせたプロダクト、

気泡わり専用アラビックヤマト
のクラウドファンディングを実施しています。

ここでは、他の記事で書いていない裏側的な事を書きたいと思います。このプロジェクトで確かめたかった事や、プロジェクトをやってみて感じたことなど。(プロジェクトの詳細は下のURLからサイトを見ていただきたいです。)

支援・製品購入は

もっとみる

郷土玩具収集notes - 柳森稲荷神社の親子狸

親子狸が包まれている包み紙に由緒が書かれていますので、簡単に書き出してみます。

江戸幕府の制度も整い平穏な世を迎えた五代将軍の綱吉の時代、将軍の母の桂昌院が江戸城内に福壽神を建てました。六代将軍の家宣がとても崇めていたので、江戸城内の人々も深く信仰していました。その後、倉前甚内橋近く向柳原の旗本の屋敷内に祠を移し、所願成就の福壽神として江戸町内広く厚く信仰されていました。明治維新後、この柳森神社

もっとみる

郷土玩具収集notes - 亀戸天神社の卯槌

このやんごとなき雅な護符は、亀戸天神社の “初卯祭” で頒布される『卯槌』(うづち) 。正確には亀戸天神社内の『御嶽神社』(みたけ-じんじゃ) の祭 (初卯祭) で授与される護符です。

*卯槌
八角のに削った木地に松竹梅の絵を描き、頭部に紅白の髪を五色の糸で巻いた十五センチほどの縁起物。『日本土俗玩具集』三集 (婢子会)に、「正月初卯の日妙技詣とて同祠(同天神社内法性坊)に群参す。法性坊は比叡山

もっとみる

郷土玩具収集notes - 金櫻神社の虫切り鈴

まずは、付属の栞から謂れを簡単に書き出してみます。

縁起は古く、御岳信仰に由来する、日本三土鈴の一つで、子供が腰に下げて、割れると「カンの虫」が切れると信じられ、古くより虫切のまじない鈴として知られている。金桜神社で昭和初期まで、参拝の帰り土産とし、神社や道々の露店の鈴を競って求めた。たくさんの鈴を手に参拝者は山を下りるので、鈴の音の流れは山峡にこだまし、活気と歓喜が渦巻くさまは壮観であった。御

もっとみる