量的緩和

債券バブルについて

欧州中央銀行(ECB)は9月の理事会で−0.4%の政策金利を−0.5%に引き下げるなどの金融緩和策の追加を決定しました。これ自体は概ね市場の予想通りです。しかし投資家には漠然とした経済への懸念が強まっているほか、債券バブルではないかとの声も出てきました。まずバブルかバブルでないか、その時はわからないものとされます。その意味でよくわかりませんが、今バブルだから債券投資をしないと考えるほどではないと思

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初心者のためのファンダメンタル分析(1)

以前の記事で、「各国の中央銀行が金利政策と銘打って、市場にお金をバラまいたり、引き上げたりします。そして、どのタイミングでそれを実行するのか、前もって発表する。」と書きました。ただ何でお金をバラまいたり、引き上げたりするのかや、どうして前もって行う事を発表するのかついては、詳しく書いていませんので、今回は、その事について簡単に書いてみたいと思います。

まず金利政策についてですが、中央銀行の仕事は

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ドル金利市場、再び動き出す 其の3 - 「仮想通貨」への地平線。

トランプ大統領の為替政策への言及で世界的に株価が下落したことを受け、ドル金利市場ではまた大きく金利が低下。FRBに再利下げを催促する相場となっている。7月12日から8月1日への金利の低下幅もかなり大きかったが、8月7日までに更に大きく金利が低下した。(但し7日の米国市場では引けにかけて株価の反発から急上昇) ↓

金利水準としては、シミュレーションで6か月毎に0.25%づつ、0.50%まで政策金利

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東京はコスパが悪い

先日、自民党がまた選挙に勝ったことで、アベノミクスは当分続くだろう。何より、安倍政権がこれだけ失政が多いにもかかわらず安定的に継続しているのは、その経済政策に依るところが大きい。つまり、アベノミクスを日本人のほとんどが支持しているからだ。

そのため、アベノミクスはたとえ安部首相が首相でなくなっても当分続くだろう。たぶん、この先10年はなくならない。そして、アベノミクスとはどういう経済政策かという

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世界中がスマホでつながる日

ビットコインの上昇

ここのところの #ビットコイン 上昇のきっかけは #中国深圳 にあるとし、ビットコインの売買を禁じている中国でなぜ国民が売買しているのかについて #モーサテ が話題にしていたので興味深く拝見させていただきました。

それによると #ケイマン諸島 に交換所をつくりそこの #交換所 を使って取引をしているからというものでした。 #ホリエモン は著書「 #多動力 」の中で産業の壁

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第3章の4 結局破綻したローのシステム

『マネーの魔術史』(新潮選書)が刊行されます(2019年5月20日予定)。
第3章を4回にわけて全文公開します。

4 結局破綻したローのシステム
◇マネーの復讐がついに始まった
 万事順調に見えたローのシステムに、1720年初頭から翳りが見えてきた。きっかけは、ミシシッピ会社の新株購入を断られて腹を立てたある公爵が、株式を換金したことだ。金貨を運ぶために、3台もの馬車が必要だった。
 こんなこと

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米中貿易のみならず、今後我々は覚悟が必要。東京五輪前に日本は景気好調と言うが、実は誰にも予測がつかない領域に。黒田日銀総裁支持だが、消費税upや五輪後の景気低迷は勿論、「異次元量的緩和」の背景(当時デフレ下の量的緩和)は本当に国民に周知されているのか?国債の額に留まらないことを!

痛みと闘いながら書いた甲斐があります!
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「お金のマニュアル」 -損をしないコツ- 其ノ22 国家政策とインフレ税①

<日本の国の借金と多額の銀行預金>

 皆さん、インフレ税という言葉をお聞きになったことがあるだろうか。

 其ノ9の日本国債編で巨額の国家予算の事にも触れたが、政府が特効薬と考えているのが、このインフレ税だろう。1,000兆円もの政府の借金のほぼ半分にあたる国債を、これまた国自身とも言える日本銀行が買い支える構図は、まるで蛇が自分の足を食っているようで異様である。お札を刷っているのも日本銀行だし

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ドラギECB総裁は利上げできずに退任へ

3月7日に実施されたECB政策理事会の決定が市場に変動をもたらしています。大きな変更点は2つ。1つ目はフォワードガイダンスが修正されたこと、2つ目はターゲット型長期流動性供給第三弾(TLTRO3)の実施方針が示されたことです。前者は予想通りで、後者は予想外でした。

まず前者。フォワードガイダンスはこれまで現行の「少なくとも2019年夏までは」という表現を使用し、夏明け(9月頃)の利上げを示唆して

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アベノミクスを知ろう

アベノミクスとは
三本の矢
 ・大胆な金融政策
 ・機動的な財政赤字
 ・民間投資を喚起する成長戦略
まとめ

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アベノミクスとは
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2012年12月26日より始まった。
第二次安倍内閣に
おいて安倍首相が
3本の矢を柱とする
経済政策を表明した。
この政策の最大の目的は
経済回復である。

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3本の矢
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