閑谷学校

閑谷学校 永遠と現在を行き来する建築 評者:藤原徹平

2017年夏に刊行した書籍『国宝・閑谷学校|Timeless Landscapes 1』について、建築家・藤原徹平氏による書評(約5,600字)を公開します。
『住宅建築』2018年2月号に掲載されたものから、大幅に加筆され、独自の津田永忠論にもなっています。

閑谷学校を造営した津田永忠のことがいつからかずっと気になっている。岡山藩随一の切れ者で、岡山藩200年の歴史のなかでも最も傑出した藩政家

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それは、からからから……という、朝方、雨戸が開け放たれた時の音、だろうか 評者:中川武

2017年夏に刊行した書籍『国宝・閑谷学校|Timeless Landscapes 1』について、建築史家・中川武氏による書評(約4,200字)を公開します。何かのメディアから依頼があったものではなく、半ば自発的に書かれたものです。本の評に留まらず、建築史家ならではの閑谷学校論にもなっています。

美しい本との出会い

建築が今でも希望であり続けていることを、静かに、過不足なく、しかし、余すところ

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