1年前の物語

Ignition!させられた話

1年前とある生徒が私に

その生徒の最初の授業のときにこんな事を話してくれました。

僕は人とコミュニケーションをとるのが苦手なんです。
だからこそ高校に入ったらアルバイトをして、
人とコミュニケーションを上手くとる練習をしていこうと思ってるんです。

苦手な事から逃げる子どもが多い中、

自分の苦手分野を克服したいとアツい思いを持ったその少年の言葉に

僕は涙を流しました。

それから1年1ヵ月

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11月5日 ー 1年前のことと出会った日のこと

11月5日は、いいりんごの日や縁結びの日etcらしい。

1年前の朝、彼からもらった誕生日プレゼントの大きな箱をあけると、12本の薔薇があり、プロポーズを受けた。

寝起きで、すっぴんで、
まだパジャマを着ていた。

「結婚したい」「結婚しよう」「結婚する」
そんな会話は日常のように、よくしていて
徳島に帰ることを決めてはいたけれども
当時はまだ四国と東北の遠距離恋愛中で
結婚については、もう少し

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ちなみからのんへ:2通目

「俺はちなみの短い髪の毛がすごく可愛いと思って、最初はそこに惹かれて好きになったんだ、だから、これからも俺のためにその髪の毛を切ってくれたら嬉しいな、と思う」

そう言っていた彼が、わたしと別れた数日後に付き合った彼女がさらさらの黒髪ロングヘアだったと知ったとき、これまでわたしが彼と過ごした2年間にも、その2年の間にずっと切り続けていた髪の毛も、もうきっと、なんの意味もないことに気づいて、ただただ

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ちなみからのんへ:1通目

「今日も東京の人の多さにはまいってしまうよ。大阪もそうですか?」

そんなメールがのんちゃんから届いたのは、出勤が終わった電車の中で、ぼうっと光り輝くネオンの光を見ながら帰宅につく、そんな夜の出来事だった。

のんちゃんとは、千葉にある「金谷」というところにあるコワーキングスペースで出会い、一緒に五日間だけ暮らした「元・同居人」だ。出会った時から人懐っこいオーラ全開の彼女は、街の人から愛され、コワ

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