100年前のつぶやき

ルーツを辿る③

気が遠くなるような昔の記録。

数年前,父親の実家の蔵に曽祖父が残した書籍や手帳の類を引き取り自室の本棚にしまっていた。先日,何気なく一冊の手帳を手に取りパラパラとめくっていた。するとそのうちの1ページに紅葉の一葉が挟まっており,曽祖父のメモが残っていた。

大正拾年十壱月十九日 秋深クシテ紅葉燃ユルが如し。

約100年前のメモだった。100年前のこの日,曽祖父は日本のどこかで紅葉に触れ,そのと

もっとみる