俳人・歌人 個人活動の時代の幕開け

俳句・短歌について
書いたエッセイです。

今回は、
「俳人・歌人
個人活動の時代の幕開け」
と題して書きました

俳句1句・短歌1首の価値とは

俳人・歌人の個人活動の中の
「報酬」の面にスポットを当てて
いま感じていることをまとめました。

俳句・短歌をされない方にも
できるだけ読みやすいように書きました。

よろしければ
ご覧になってみてください。

「俳人・歌人
個人活動の時代の幕開け」

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緑いろざわめく木々のその音に

くすぐられた耳が放つリズム

遠景として振り返る、「ネット歌人」と呼ばれていたあの頃

「ひぐらしひなつさんは歌人だったのではないですか?」
「もう短歌は書かないのですか?」

と、よく訊かれます。わたしにはかつて(わたしにしては)精力的に短歌作品を発表していた時期があり、歌集を出した経験もあります。

コンテンツワークス社のオンデマンド出版システム「BookPark」で立ち上げられた「歌葉」という歌集ブランドのうちの一冊です。現在は「歌葉」は廃止されており、すでに入手できないものと

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「香水」 短歌近詠

おおいなるめぐみよ雨も神鳴りも
ゆうぜんとある山河あおげば

夕涼みあの星よりもとおく住む
人のことなどおもっていたよ

ひと吹きであらわれる人とおい日が
瓶にのこったままの香水

くずれてもくずれてもまた雲の峰
宇宙のすみのちいさな星で

Kusabue

才能が底を尽きたと言えたなら、傲慢なのか、幸せなのか。

グッバイ・ヘイセイ・カウントダウン

平成が終わるのにかこつけて、連作短歌11首を詠みました。

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負けないよ離れ離れになったってうちら最強仲仔ですから

フロッピーマークのボタンに関しては考古学者に聞いて下さい

いつの間に10年も超えてしまったねautomaticの宇多田の年齢

「切ないと言わずに切ないを表せ」あんたはいいよな課す側だから

っあーやべぇ世界史の課題忘れてた 戦争をなくす方法 五十字

SNS浸透以降の

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キリンジと夏フェスに寄せて

2018年夏、 「タンカソニック2018」「CDTNK(カウントダウン短歌)夏フェス2018」というとても素敵な短歌イベントに参加させていただきました。
タンカソニックは好きなアーティスト・楽曲を題材にして連作を詠むもの。カウントダウン短歌は決まった時間、決まった順に、詠み手がタグをつけて作品をツイートしていくもの。勝手な印象として、前者はアーティスト・楽曲を題材にした同人誌づくりの場。後者は、短

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第8回 青の國若山牧水短歌大会にて

「第8回 青の國若山牧水短歌大会」一般の部 自由題にて、最優秀賞をいただくことができました。

白鳥が教えてくれた哀しみをそっと浮かべる独りの湯舟/犬井 楡

「白鳥はかなしからずや〜」の歌が学生時代から好きで、ふと応募した歌だったので、驚きつつうれしいです。
このかなしからずやの歌で想起するのは、昔から変わらず、どこまでも交わらない水平線です。水面はどんな場所でも、柔らかいのに決然としていて、

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