ESG

循環する心地良さ

エコシステム(ecosystem)(英語圏ではより明確にen:business ecosystem, またはen:digital ecosystem)とはビジネス生態系。本来は生態系を指す英語「ecosystem」を比喩的に用い、主に情報通信産業において、動植物の食物連鎖や物質循環といった生物群の循環系という元の意味から転化して、経済的な依存関係や協調関係、または強者を頂点とする新たな成長分野での

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新しいソーシャル・ベンチャーの台頭

■ シリーズ: ESGの一歩先へ 社会的インパクト投資の現場から ■

日本ではどういう会社がインパクト投資の対象なのかとよく聞かれることがあります。「社会課題の解決を目的とした事業」を行う社会起業家というと、NPOを思い浮かべる方の方が多いと思います。“いいことはしているけれど、あまり儲からない”というイメージもあるでしょう。ところが、ここ数年、既存の社会起業家像とは異なる、社会課題解決を志向し

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ROESGの3つの問題点

今朝の1面ではROESGスコアにて欧米企業が上位を占めており、同スコアが低い日本企業は投資マネーを引き寄せられないと警鐘を鳴らしています。

ROESGはROEにESGスコアを乗じた値だそうです。同指標には少なくとも3つの問題点があるとみています。

第1にROE(計算方法は以下に詳述)についてです。同指標で使われているROEは3期平均だそうです。ESG要因が特に影響を及ぼすのは長期のROE水準で

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ESG投資とリターンの関係

先週は以下の著書に関して記者勉強会を開催しました。

その内容と全く関係ないわけではありませんが、記者からの質問の1つにタイトルに示したものがあります。私からの答えには2つの側面があります。

1つはそもそもESG投資は財務的なリターンだけではなく、環境や社会への好影響をも追求するもので、後者の要素が含まれているというのがESG投資の特徴です。伝統的な投資では財務的なリターンの最大化が主な目的でし

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ESG要因の知見を取締役に求める機械・電機メーカー

スキルマトリックスの最終回は機械・電機メーカーです。前2回は以下から読むことができます。過去の投稿同様、それぞれの業種で取締役を目指している方は特に参考にしていただけたら幸いです。

機械・電機メーカーで今年の株主総会招集通知でスキルマトリックスを公表しているのは荏原製作所、栗田工業、ダイフク、イビデン、安川電機、太陽誘電の6社です。

過半数の企業が取り上げているスキルは以下のもので、素材・化学

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会計学の問題意識について考えてみる

今、この2冊を読みながら、会計学の知見を実装するためには何が必要か、ということを考えてみました。社会学と経済学、この2つの視点と会計学を対比させながら思考してます。

前回のnoteでは、会計学がもう一つの分野を学ぶ必要性がある、ということと、その分野の専門家の研究水準まで到達することが容易ではない、ということをお伝えしました。

「会計学の問題意識」を持った他の分野の考え方(理論)を取り入れた研

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マクロ経済学の雇用と失業の理論の基礎、最低賃金、ESG・ROICモデル等について

2019年7月30日に厚生労働省において開催された中央最低賃金審議会の小委員会で、2019年度の全国の最低賃金の目安を27円引き上げて時給901円にする方針が決定された。

当記事では、最低賃金引き上げによる効果のカギとして、女性や高齢者が挙げられている。

当文中では、マクロ経済学における雇用と失業の理論の基礎を確認した上で、最低賃金の引き上げによる効果などを調べてみることとしたい。

1. マ

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ロンドンで見た新しい“場”

SIIF公式 note「シリーズ:ESGの一歩先へ インパクト投資の現場から」の新しい記事を公開しました。

ロンドンで見た新しい“場”(小柴優子)

SIIF公式noteは原則隔週水曜日の公開を予定しております。

<SIIF公式note>
5月8日 SIIFの公式 noteがはじまりました!(SIIF広報)
5月8日 世界のインパクト投資家は何を考えているか?(工藤七子)
5月15日 行政サー

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ロンドンで見た新しい“場”

■ シリーズ: ESGの一歩先へ 社会的インパクト投資の現場から ■

ネットワーク作りをサポートするthe Conduitとは?

インパクト投資の推進をするグローバルなネットワークGSG (the Global Steering Group for Impact Investment)のミーティングに出席するために訪問したロンドンで、新しい“場”として注目されるコンデュイ(the Condui

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