【相場観】19/10/23

材料出尽くし感で動意に乏しいが、ベースはリスクオン相場の継続か。

現在はユーロドルの押し目買いを基本戦略と考えている。特に、現在の水準(1.1120ドル近辺)には割安感を感じるので、積極的にポジション構築したい。

Brexitに関して、離脱協定案早期成立のための短期の審議日程案こそ否決されたものの、離脱協定案自体は可決され、合意なき離脱のリスクは大きく後退した。

今後は、①離脱期限が延長され

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欧米の量的金融緩和政策への復帰と動けない日本銀行 2019/10

米国ではトランプ大統領に連邦準備制度理事会(FRB)議長のパウエルが譲歩することが続いている。2018年12月FRBの利上げ決定のあと、トランプの批判があり、2019年1月、FRBは利上げの中断に追い込まれた。そして2019年夏から秋にかけて、7月末と9月にFRBは、各0.25%の利下げを決定した。利下げ決定は2008年12月から数えて約10年以上ぶりの金融緩和政策への転換である。7月末にFRBは

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【タブー解禁】 国家と中央銀行の関係

みなさんこんにちは、増田俊男でございます。

今欧州のいろいろな場所で私のセミナーを行っており、私が四十志士の速水藤左ヱ門の末裔であることからセミナーの名前は侍セミナー、そしてSamurai never tells the lie(侍は嘘をつかない)という出だしで始まります。時には私がステージに上がる前にBGMを流し、ラブソングを歌いながらステージに上がって、そこで「レディースアンドジェントルマン

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分裂するECBの読み方~「調整型」ラガルドの本領発揮へ~

抗議辞任の行方
9月25日、ECBはドイツ出身のザビーネ・ラウテンシュレーガー理事が2022年1月の任期満了を待たず、10月末に退任すると発表しました。理由は明らかにされていませんが、同氏がECBスタッフに宛てた電子メールでは「現状を踏まえ退任は最善の行動」と記述されていたそうです。理由は示されずとも、間違いなく9月に多数決で強行突破して決定した政策運営への抗議辞任でしょう。

なお、同理事の後任

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「G3通貨 vs. その他通貨」の構図

便利なBIS指標
私は、為替市場の全体感を把握するにあたってBIS(国際決済銀行)が月次で公表する実質実効為替相場(多通貨に対する相対的な実力を物価の影響を除いて見たもの)の動きを定期的にチェックしています。具体的には各通貨の実質実効レート(REER)の長期平均(20年平均)と当該月の水準を比較した上でその乖離率に着目し、今後の修正余地や方向感の勘所としています。現状では8月末時点の水準が公表され

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「羊頭狗肉」化するマイナス金利政策

羊頭狗肉の様相を呈するマイナス金利政策
「見かけは立派だが中身はそうでもない」。立派な外見と中身が一致しないことを表現する「羊頭狗肉」という四字熟語があります。最近一部の先進国で追求されるマイナス金利政策の在り様を見ていると羊頭狗肉という言葉を想起してしまいます。マイナス金利を採用する国では導入当初、「そう長くは続けられない」という声が多かったはずですが、現在では「準備預金に階層化システムを強化す

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NY連銀、19日もレポで資金供給へー3日連続。$レポ金利は一時10%へ上昇。

現場にいたらさぞ大騒ぎだったと思うが、今日になってニュースに気がついた。皮肉にもFRBが金融緩和を決定したFOMC(9月17~18日)の最中にレポ金利(Repo、Repurchase Agreement、国債受渡しの際支払われる金利)の急騰が起き、17日は何と10%まで上昇したという。

 *技術的に言うと、こういうことは起こり得る。FOMCでひょっとして0.50%の利下げがあるかも、と思えば、ト

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ECB包括的な追加金融緩和策の導入と米中貿易戦争の緊張緩和期待

米国株式市場は上昇し、S&P総合500 種は過去最高値に迫る水準で取引を終えた。
米中通商問題で進展が見られたことに加え、 欧州中央銀行(ECB)が緩和継続を確約したことが押し上げ要因となった。

ECB包括的な追加金融緩和策の導入を決定

欧州中央銀行(ECB)は12日の理事会で、利下げや量的緩和(QE)の再開など包括的な追加金融緩和策の導入を決定した。
ユーロ圏成長の下支えや物価の押し上げに向

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8月ニュースまとめ 2019

19août

1
FRB利下げ0.25ポイント決定
10年半ぶり金融緩和

7payサービス9月末で終了
わずか3カ月で廃止
フル稼働は実質たった4日

2
ホワイト国除外を閣議決定
韓国を優遇措置対象外に
輸出管理政令で禁輸措置ではない
対韓輸出規制強化第2弾
7日政令公布28日施行

露首相が択捉島訪問
メドベージェフ首相
日本の中止要請受け入れず

INF条約失効
中距離核ミサイ

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強弱入り交じる米経済指標、利下げの行方は

米国株式市場はほぼ横ばいで終了した。朝方発表された米経済指標が強弱入り混じる内容となる中、連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が23日にジャクソンホールで行う講演に注目が集まっている。

FRB内でも見解不一致

パウエル議長は、FRB内に見られる金融政策を巡る見解の不一致に加え、利下げに向けた政治的圧力、景気後退の前兆とされる長短金利差逆転の動きといった向かい風の板ばさみとなる中、7月の利下げ

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