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中国語の知識なしに、中国の統計データサイトを使いこなす

中国の統計データサイトは、しばらく前に比べればずいぶん使いやすくなりました。しかし、まだまだ使いにくい面があります。

 何よりもまず、中国語を読めないことが大きな障害となります。
 しかし、幸いなことに、画像認識と自動翻訳の技術が発達したため、これを克服できるようになっています。
 中国語を知らなくても、中国の統計サイトを利用できます。以下に、そのためのいくつかのティップス(ヒント)を記します。

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QRコードで見られるバスのリアルタイム運行状況

私がいつも使っている「ムーバス」(吉祥寺のコミュニティバス)では、停車場に表示されているQRコードから、バスのリアルタイム運行状況を見られるサイトに飛べるようになっている。
 リアルタイムの時刻は、かなり正確だ。
 バスは、電車に比べて時刻表通りの運行が難しい。これまでは、なかなか来なくてイライラすることがあった。遅れるにしても予測ができるだけで、状況は大きく改善する。
 ムーバスを運行する関東バ

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ライドシェアリングは過度的な技術

既得権益が新しい技術の導入に反対することが、日本経済の停滞の基本的な原因だ。

 ライドシアリングがなかなか進まないのは、その典型例である。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14105987.html

 ただし、ライドシェアリングは過度的な技術だ。
 自動運転になればタクシーは無人になる。
 レベル5の自動運転(完全自動運転)が導入されるのは、202

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宇宙を相手にする仕事と、人間を相手にする仕事

人間の仕事には、宇宙を相手にするものと、人間を相手にするものがあります。
 電波望遠鏡でブラックホールを撮影したり、小惑星から岩石を採取したりするのは、前者の仕事です。私は子供の頃からこうした仕事に憧れていました。
 しかし、こうした仕事に就くには、経済的な条件が必要です。収入を得られなくても問題がないような強固な経済的バックグランドが必要です。
 私の場合、そのような条件は望むべくもなかったので

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米中経済戦争をデータで追跡する

米中貿易戦争の状態を正しく知るには、自分でデータを分析する必要があります。
 米中の経済データがどこで得られるかを、以下に示します。

1.中国のGDP:中華人民共和国国家統計局
1-1 GDP(名目):国内生产总值
(このデータが表示されない場合、左の「指標」で上記項目を選択します)

1-2 GDP四半期成長率
(このデータが表示されない場合、左の「指標」で上記項目を選択します)

1-3 G

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アイディアは、このように育てる

◇最初の書き出し
 アイディアを育てるのは、挿し木のようなもの、あるいは苗木を育てていくようなだと思っています。

 最初の書き出しは音声メモである場合が多いのですが、紙に書く方が簡単な場合もあります(例えば、食事の時、会議の最中、人と面談しているときなど)。
 ただし、紙に書いただけでは、後から処理するのは大変です。また、すぐに紛失してしまいます。乱暴に書いたものは、後になって読めなくなる場合も

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米中貿易戦争は、中国の成長を叩き潰す戦い

トランプ大統領は、中国からの輸入に高関税をかける理由として、「雇用をアメリカに取り戻す」と言っていた。私は、それがまともに受けていたので、「高関税をかけたところで製造業の生産や雇用はアメリカに戻らない。だから、高関税政策はまったく無意味」と考えていた。
 しかし、中国の成長を叩き潰すという点から言えば、高関税は確かに有効な方策だ。
 とくに、外資が生産拠点を中国からインドや東南アジアに移す動きが本

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ローマ共和国か中国か?

人類の歴史を通じて、文化的、科学技術的に最も長く世界の頂点にいたのは中国であった。
 ただし、そうした国家理念が広く世界的に受け入れられたというわけではない。
 中国は常に官僚国家であり中央集権の国であった。また、地域的にも閉じた国家であり、世界制覇をしようとは考えなかった。そうした意味では、覇権国家ではなかった。

 ヨーロッパ社会の基礎は、ローマ共和国だ。
 分権国家、小さな官僚機構、商業的な

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アンケートでさまざまな試みを展開したい

これまで何回かのアンケート調査を行ないました。ご協力いただき、ありがとうございます。
 このアンケートと新聞社のアンケートの比較をしてみましょう。

 新聞社がよく行なう「世論調査」は、RDD(Random Digit Sampling)と呼ばれるもので、コンピュータが無作為に抽出した固定電話や携帯電話に調査員が電話をかける方式です。有効回答数は1000程度の場合が多いように思われます。
 この結

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貿易戦争はアメリカが圧勝

◇アメリカ経済は堅調
 貿易戦争で中国は痛手を受けているが、アメリカ経済は堅調だ。1-3月(第1四半期)の実質GDP速報値は、成長率が予想以上に加速した。在庫と純輸出が全体を押し上げた。

 米中貿易戦争の結果がこのような形で現れることは、予想されていたこととはいえ、改めて驚きである。

 「予想されていた」というのは、GDPに対する輸出の比率が、中国の方がアメリカよりかなり高いことだ。
 

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