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朝焼けに飲む少し焦げたコーヒー 昼の青空の下で緑の香りをまとった風 夕暮れにキスをした月夜でピザを一切れ 今日も愛おしい夏の夜

4年前

表情をうまく読み取れるより、 あの人の心を読み解きたい。 声をうまく聞き取るより、 あの人の歌声だけ聞いていたい。 ケーキを12個も食べるより、 あの人と一緒にパンケーキを作りたい。 いずれも夢の中でしか起きないことではあるけど、 夢に見るだけなら、何も壊れないのよ。

5年前

彼は

5年前

灰色の森と 赤色の海と どっちがいいと聞かれたら 紫色の空でもいいから羽を頂戴と 答えるでしょう。 森をも海をも超えて行けるのならば 空を飛んだほうが早いんだもの。

5年前

ほろ苦いチョコじゃ喉に詰まるだけだから うんと濃くしたコーヒーで流し込んで 甘さが足りないなら、薔薇型の砂糖菓子をあげるから そのまま、キスしてね。

5年前

膝小僧にガラスが刺さったらもう抜けないし、 爪が薔薇の棘で避けたらもう治らない。 髪を短く切って、それでも鳥に狙われるなら坊主にしちゃえ。 恋愛で心を何度も壊されるより耐えれそうよ。

5年前

コンビニで流れる流行りの甘ったるい歌を 気づいたらおにぎりを選びながら一緒に口ずさんでいて それに気づいたあなたがお茶を手に取りながらこっそり合わせてきて ゆったりとした気持ちのいい幸せが もっとずっと続いて欲しいと願う。 何十年先も一緒にいるんだろうな、と 思ってしまう。

5年前

薄いピンクを唇に引いた朝のキス 真っ赤な口紅で描いた笑顔のキス 深い紫で妖しく誘う夜のキス 一つ、一つ 少しずつ 貝で作った毒を唇から舌へ 少しずつ、少しずつ 喉に張り付くように、胃を黒く腐らせるように 毒を愛と称して 少しずつ。

5年前

「あなたは覚えているだろうか」 この一文が最後となった 何年も前の歌声がおさがりのラジオから聞こえて さぁ、どうなんだろうと思った。 あなたは覚えているだろうか。 私への愛情を。 私からのキスを。 歌にはできないから、 せめてもと、あなたへの手紙を スケジュール帳の隅に書き綴る。

5年前

洒落た香水も 一昔前のワインも 可愛い口紅もいらないから 暖かい香りがするあなたの首に顔を埋めたい。 必死に入れたコーヒーがほろ苦くて、笑いながら飲む朝を迎えたい。 ゆるく指を絡めて散歩に行きたい。

5年前

夏のあなたはかっこよくて 秋のあなたは優しくて でも春のあなたを私は知らなくて 冬のあなたはここにいない。

5年前

くちびるかみしめはしりだせ てゆびにぎりしめさけびだせ あしがもつれようとも いきがきれようとも 生きて生きて生きていけ 恐怖を抱え、孤独を壊し、 守るため生きるため くちびるかみしめはしりだせ てゆびにぎりしめさけびだせ 逃げ出せ、助けを探せ 生き延びて

5年前

夢から覚めるひととき前に 聞こえた気がしたけど、やはり気のせいかしらね 夢から覚めたひとときの合間に 言うてくれたと信じたいけど、無駄なのかしらね 好きって囁いて、ほしいだけ。

5年前

みらい

5年前

愛することは終わらないのに 愛されることは終わってしまう

5年前

手についたアイシャドウ 口元に拭いて 爪にこびりついたルージュ 睫毛で擦りとって 指先に塗り残したチーク 舌に乗せて あなたの目に映っていないようだから 一つ一つ あなたが拭き取ってね

5年前

流れる気持ちに身を任せていたら 深い森の中に紛れ込んで 鳥の儚い声でさえ届かない場所にたどり着く。

5年前

溢れ出る涙を瓶に詰めて海に流したら いつかはあなたに届くのかしら 狂おしいほどの愛を、心臓を割いて出したら ごぼごぼと溢れ出るのかしら

5年前

おかえりというあなたの腕に包まれたくて 走って走って帰るの ただいまとあなたに言ってその口でキスをしたくて 走って走って帰るの

5年前

恋する前は 愛は笑顔だけだと思ってた 恋した後は 愛で泣くこともあるのだと知った 泣くほど悲しくて 泣くほど幸せで 泣くほど愛おしくて 恋する前は 愛は幸せだけだと思ってた 恋した後は 愛は想像できないほどの幸せであることを知った

5年前