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身体の部分ごとの重さを把握するとトレーニングが変わる

身体には部分ごとに重さがある。当然のことなのだけれど、部分によって重さは違う。

その部分は、普通、体節と呼ばれる。セグメント、とも言う。具体的には、前腕、上腕、頭部、体幹、下腿、大腿、そういった分類になる。つまり、比較的大きな関節を介して、体節どうし接続していることになる。そして、それぞれの重さの分布はだいたい以下の表ようなものだ。(「基礎運動学」より抜粋)

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重心について考える123

重心が高い、ということは、それだけ、揺れやすくなる、ということです。

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動きと力にはズレがある

人の動作を模倣することは、運動を学ぶ際にとても有効な方法であると思う。けれども、動作の模倣それ自体で、自分の運動として完成しているかというとそんなことはない。
例えば、投球動作のときに、まず脚の力だ、その次に腰を回して、体幹を回して、肩甲帯を動かして・・・という動作の連続性について語られることがある。その模倣を行うとどうなるだろうか。

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<講義での質問>力の定義は?

バイオメカニクスでは「力」について考えながら「運動」を読み解いていくのですが、現在進行中の「バイオメカニクスの基礎 全3回」の第1回目の講義で、「力の定義は何ですか」という質問が出ました。
力の定義は、もちろんググれば出てくるのですが(ウィキペディアはこちら)ちょっと難しい。少し紐解いて考えてみましょう。

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粗大運動発達をバイオメカニクスで見る、こともできる

1歳になるまでの子どもの発達は、床面での動きから床面の移動、そして立位へと、三次元的な変化を遂げる。空間の位置とその支えかたはバイオメカニクス的な理解にぴったりだ、と思う。

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予測的姿勢制御の話

わたしたちは、日々、物を持ったり歩き出したり、その中でさらに動作をしたり、ただ単純に目の前のものに手を伸ばすだけでも、動くためのバランスをどこかで取ろうと努力している。

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効率よく歩くということはどういうことか

効率よく歩く、ということを考えるとき「効率」が何を指しているのかはとても重要なテーマです。歩く、ことの目的は「移動する」ということなので、効率よく移動する、と考えてもいいでしょう。

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歩行の筋活動は「洗練」されていく

ここまでいくつかの投稿で、歩行の際にどのタイミングでどの関節が働いて歩行が成立するかを見てきました。(以下参照ください)

「位置エネルギーで歩く機械」
「歩行の着地を制御する」
「歩行のときに大事なのは「その前」と「その後」」

この、歩行の際の効率の良い身体の使い方、というのは、生来生まれ持ったもの、というわけではありません。下のグラフを見てみましょう。

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歩行のときに大事なのは「その前」と「その後」

歩行分析を授業で教えるときには、最初に下肢三関節の角度を見たりする。歩行を一番単純に捉えようとしたときに、やはり、下肢が動いて体幹より上の重りを運んでいるのだ、と考えるとシンプルでわかりやすいからだ。

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