Schubert

Schubert Symphony No.4 Movt.3 Menuet (Allegro Vivace)

古典派の音楽でも何か「ざわざわ」するものてぇのはあるもんでして。(なぜか落語調)

シューベルトの4番交響曲 D. 417の第3楽章。最初聞いたときは、何が起きたのかわからず、マルティヌーかルーセルか、と思ったのですが、だんだん普通になるので、あー、シューベルトか、となるのですけど。最初の部分がユニゾンで動き、かつ半音進行が多いので一瞬耳が迷うのですね。そこがミソなわけですが。ピアノ譜に起こしてみ

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【Concert】藤木大地 カウンターテナー リサイタル

この4月にウィーン国立歌劇場にライマン『メデア』でデビューした藤木大地は、まさに「新しい世代」を代表する歌手だと思う。カウンターテナーという「特殊」な声を操る藤木は、自分のことを「特殊」だとも「特別」だとも思っていないようだ。彼にインタビューする機会があったのだが、「自分の楽器でできることをやるだけ」という言葉が印象に残っている。彼にとってその声は「自分の楽器」であり、授けられた楽器によるいちばん

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Schubert String Quartet No. 15 Movt.2

わが師匠イチオシのシューベルトの最後の弦楽四重奏曲である。名曲であるのは言うを俟たないが、第二楽章に妙なところがある。

上の譜面の二段目3小節目の終わりにVln1とVaで(G Bb) という音型が出てくる。ここではこの小節自体、Gmであるのでまったく普通なのだが、この(G Bb)がしつこいのである。二段目の5小節目に至っては、C# minor-G# majorの三和音のあとに(G Bb)が鳴る。

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