溶けかけのコーヒーフロートみたいになった僕たち まだ中2だよ #短歌 #tanka #夏

2019上半期自選4首

見た目ほどおいしくなくてクレープのようだ叶ってしまった夢は
卯月 九日 『クレープ』

食うためにすずらんを買う。店員がまた来てくれと言うので生ける。
卯月 十日 自由詠

美しければ 美しければ生きられる 檻の外では滅びゆくヒョウ
卯月 廿六日 『豹』

トトロって鳴く生き物がトトロなら僕はさしずめスミマセンかな
皐月 朔日 『トトロ』

#2019年自分が選ぶ今年上半期の4

もっとみる

2019年6月WEB句会 (第39回) | 川柳塔
川柳塔WEB句会「何か」
【なかはられいこ選、平抜き】

何見てるビールグラスの梅雨の月

#川柳 #短歌 #tanka

透明な器の中の小さな味方たち

最下位の占いみても落ち込まずにいる私を作るまじない

毎日同じヨーグルトを出す母 うんざり思う15の私

父さんに謝るためのきっかけが欲しい この味うまいよねって

友達と朝方になるまで電話 小腹空いたし、いつもの食べよー

この席で何十年も朝食を食べた私と変わらない味 強くなりたい

#ヨーグルトのある食卓 #短歌 #tanka

冷えたすねに触れる指 午前3時 揺れる雑音 キミはモルヒネ

雨の日のベランダ ねこもいない街であなたに読む最後の手紙

給湯室のコーヒーが無くなって、砂糖二個入れなきゃ飲めない人をおもう

大体は忘れてしまう記憶たちつれて泳ぐ 都会にまぎれたクラゲの仲間

星印の3つついたお店より たばこの匂い染みついた部屋で

#短歌 #tanka #雨

空は真っ赤で

雨粒を 少しこぼした 赤い空
あわてて駆け出す 痺れた腕で

リコーダーが少し聞こえる昼間には
珈琲が入るのを待ちわびる

寝過ごしたぐらいがちょうどいい日には 知らない街の知らないお店へ

小説は

もっとみる

終わらない

二十四時五十三分はじめからやり直すなら今がその時

羊的呪文唱えて眠るから耳に栓して背を向けていて

暗闇で失ったもの反芻しシナナイようにワタシを削る

死んだのに終わらないから虚しくてパルム五ダース一緒に食べよ

夜明け前みたいな青に染まったら眠れるんだよ蜂蜜ミルク

今日を乗り越えても瓶の底にあるジャムはすくえず透明な碧

乗り越える力はないし乗り越えたところで穴に落ちていくだけ

虚しさで濡

もっとみる
少しだけ前を向けそう歩けそう帰りはそうだ唐揚げ買おう
2