tobari

詩 おいらく

よく知りもしない草に手をついて
落とした色を見る

星の少ない夜にあらわれた
翳りをおびる無彩色
どこまでもどこまでも広がり
落とした色は仮の姿だと思い知った

熱の枯れた土の上で
目を閉じて
熱の枯れた身を
ひとり笑う

知ったつもりの黒いしじま

待ちくたびれた星が
蛍を呼んだ

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ちびまゆさんが日曜作曲で発表された『tobari』という曲

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tobari

ちびまゆ

00:00 | 00:30

りとるらいとさん主催の #日曜作曲 へ参加します。

Remixlive というアプリを使って
即興的にパーツを操作して作ってみました。
RECをしながら リアルタイムで操作したので
構成などかなりランダムな流れになってますが
『夜の帳』をイメージしています。
( 先日の土曜絵画で 悠凛さんが描かれた作品からインスピレーション頂きました。ありがとうございます )


tobari 作曲 :

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Tobari final

Tobariひと段落である。

4月から半年ぐらいやってきたプロジェクトだが、ひとつの目標である絵本も出せて何よりだった。

また続編が出せたらなぁと思う。

ロックバンドでは表現できない深部まで「ものをつくる」ということについてあれこれやってきたが、じつに楽しかった。

フクモト先生様々である。

大好きなものを大事にしていく。それはいずれかのタイミングで失くなってしまうから。というテーマから歌

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絵本が9月に発売

「お兄ちゃんと僕どっちがすき?」などと親に聞く子どもがいる。
親は決まって「なに言ってるのよ、どっちも同じぐらい好きよ。おっほっほ」と答える。

嘘である。好きな子どもと嫌いな子どもがいる。あたりまえだ。

9月にいよいよTobariの絵本が出る。僕の役目は6曲の歌を入れることだ。言うなればこれらの曲の生みの親だ。もちろん親から見てもかわいいので入っている。他の曲よりかわいいわけだ。ぜひ手にとって

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自由を目指して

自由だ、と思う。

手前味噌になるが、自分の長所を聞かれたら「自由」と「視力」と答える。

「視力」は生まれつきだが、「自由」は後天的な要素が大半を占める。「そもそも自由とは?」とか書くつもりもない。

だけど、むかしから僕は自由に渇望してきた。他のひとと比べても、とにかく自由を求めて生きてきたように思う。こいつのように。

僕のことを「忙しそう」と言う方がいらっしゃるが、そんなに忙しくない。とい

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ショットバー15階の手すり

ほとんどの夜の記憶はない。人間誰もがそうだろう。なぜなら僕たちは忘れていく生き物で、それは忘れないと生きていけないようにできているかららしい。

だけどそれでも覚えている言葉がある。それらは途切れ途切れになった記憶の中、タトゥーみたいに海馬に彫り込まれている。

「苦しみの連続でできている毎日には価値があるんじゃない?」

「離れても無かったことにはならへんのちゃう?」

「独りで生きていきたいっ

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0613インスタライブを録音したもの

0613インスタライブを録音したもの

録音したもの。一週間置いておきます。

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わかりあえなくてもいいはなし

きみの好きなものはとてもすてき
でも、ぼくも好きかって言われたら
ちょっと違う

ぼくの好きなもののことだって
きっと君はそんなに好きじゃないよね

だけど君といることは
なんだかとっても楽しいんだ

ぼくが泣いているときに
一緒に泣いて欲しいわけじゃなくて

ぼくが泣いているときに
涙の理由をわかってほしいわけじゃなくて

ただいっしょにいてほしいだけなんだ

ほかのひとといるときの、きみのこと

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『宗教おばさん』

僕が小学生の頃、『宗教おばさん』と呼ばれる人がいた。

宗教おばさんは、月曜日だけやってくる。

宗教おばさんは、学校が終わる時間になると、校門に立っているのだ。

大量の配布チラシを持って、校門に佇むおばさん。彼女は週明けのシンボルだった。

おばさんは上から下まで、全身真っ白の服を着ていた。

宗教おばさんという名だが、強引に勧誘をするわけではない。そもそも勧誘の人だったのか何なのかは、今も分

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