思考活動そのものが死んでいる。これは、私たちの心を重くする言葉ですが、真実なのです。 思考はかつては生きていました。生きた、有機的な存在であり、成長し、働き、生きる存在だったのです。私たちの思考は、頭脳に埋葬されたまま、世界の外的事物について思考をめぐらしているのです。
(シュタイナー) 思考が存在の霊性を把握したとき、感情が存在の魂を体験したとき、意志が存在の働きを強めたとき、そのとき、存在の霊と魂と作用力とが、私たちに翼を与え、私たちを地球の重力から解放してくれるのです。