【シンプルほど難しい】 もうすぐ小学校の卒業式。小学校の音楽専科をしている私は久々に国歌を弾かせて頂きます。 ある意味誤魔化しがきかないシンプルな音ほど難しいものはないと。 超絶技巧の曲を弾くほど、若い頃のような元気もないのですが 一音一音丁寧に大切に、この節目の連続のこの今も。
”詫び寂び”や”simple is best”などには「出来るけれど敢えてやらない」と「出来ないから哲学っぽいもので誤魔化す」の両方が混じっていると思う。それを見分けるのは個々人。あまり熱心に蘊蓄に耳を傾け過ぎない方がいいのかもしれない。