本は、私の生活道具。 お茶碗やお箸と同じように、 生活の中に当たり前に存在する。 そして文字は... お茶碗に入ったごはんのようなもの。
[今日の刺言] 1行の詩のためには、 あまたの都市、あまたの人々、 あまたの書物を見なければならぬ。 あまたの禽獣を知らねばならぬ。 空飛ぶ鳥の翼を感じなければならぬし、 朝開く小さな草花のうなだれた羞らいを究めねばならぬ。 リルケ『マルテの手記」より * 感性とは、儘ならぬ。