大部屋から個室に変更することになった。毎日不安な気持ちを拭えない患者家族にとっては、どうしても「ぼったくられているのでは?」と疑心暗鬼になってしまう。実際に病院や介護施設ではよくあることだから。ただ、話を聞くとしゃっくりや痰で咽てしまうため、他の入院患者を配慮してとのことだった。
子どもの成長と違って、大人の患者のリハビリには「今まで当たり前に出来たことが出来なくなった」という事実があって、それは本人や家族にとって、かなりショックなことで…。そのなかで家族にできることは、いかにご機嫌に、急かさずサポートできるかで、そこには相当な創造性が必要なんだなぁと。