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#文学フリマ

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人気の記事一覧

文学フリマ東京 38 お品書き

ご覧いただきありがとうございます。 東京にて初出店させていただきます。 お品書き 皆様とお会い出来ます日を 心より楽しみにしています。 静

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南の島に農業をしに行ったら場末のスナックで働かされることになった話

ひとり南の島の空港に降り立った。機体と空港をつなぐ、あの蛇の腹みたいなもので覆われた通路に出たら、湿った空気が肌を包んだ。湿気。服を一枚脱いで、腹に結び付けた。荷物は、黒々と光った安っぽいビニールでできた大きなバッグだけ。タイヤが付いたキャリーは可動性が悪くて好きじゃない。重いバックは肩に食い込み、汗ばんだ皮膚に吸い付く。 唯一都市部に走るモノレールで、予約した宿に移動する。今日は港の近くで一泊する予定だ。インターネットで予約したから、部屋と外観の写真しか見ていない。地図を

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300

[詩]メサイア(狂言)

マッチを売る少女に同情の念を向け偽善を語る 花向けの言葉でなくてまだまだ頑張れる精を出せと 圧死される未来に他人行儀を重ねてシラを切る あばずれになれとでもいうの?収束点はどこあるのかと 誰かを傷つけることに快楽を得ている ジレンマがシナプスを揺らし インモラリティを感じて気持ちいいでしょ? 猛り立つ声はいつも何も聞こえない 紙吹雪を浴びたいと呟く 返り咲くそもそも咲いていない 腐るだけじゃ嫌よと 今我は勇者から英雄に成るのだ 画期的な広がる格差は埋められない底なし沼る

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文学フリマ東京 38 お品書きが完成いたしました。 https://note.com/shizuka_4/n/n3718600b4d13

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第14章 怒りの蜜柑−2

 Vol.2  ルドラのアカウントからの投稿も拡散されていく最中ー。何食わぬ顔で政治家達はいつもの日々を過ごしていた。その中の一人、若手政治家である松林は、政治事務所で荷物の整理などを任されていた。早く自分も国会で発言力を持ちたい。そして、大臣あわよくば内閣総理大臣になってみたいと夢を見ていた。野望を抱きながら、今日も事務所での雑務を行なっていた。 「宅配便です。荷物の受け取りお願いします。」 「承知しました。」 宅配業者から荷物を受け取った。段ボールが4つも。中身は軽

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夕飯日記

こんばんは 油そばです。 今回は何も書くことがないので私が一週間食べた夜ご飯でも書いていこうと思います それでは行きます。 4月6日 今日は疲れた。また何も目標がないままダラダラ過ごしてしまい気がつくともう夜だ。そうだ、お腹が空いたので松屋に行こう プラスアルファで卵を購入し、牛丼の上に乗せて絡めて食べようと思ったのだが、周囲の客に卵を割ってる姿を見られるのが恥ずかしかったので、そのまま食べることにした。ちなみに卵は家に持って帰った。 4月7日 また気がつくと夜だ。 最

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東京をそぞろ歩く、スニーカーを買わねば。 あと、3キロくらい痩せてみんなと会いたいな(笑)

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プロットを膨らませる<小説の書き方>

今日も、私の執筆作業のご紹介をしようと思います。 実は、つい最近までうんうん唸って、ようやくまとめかけた新作ミステリのプロットを、いったん棚上げにしました。 とても魅力的なストーリーなのですが、私が今一番書きたいミステリの手法には合わない。と言うか、このプロットのストーリーだと、私の書きたいミステリの手法が活かしきれない、と思いました。 (大げさに書きましたが、たとえば、密室トリックなのに群像劇にするのはあまり効果的でない、というようなことです) もったいないですが、い

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文学フリマ東京に出品する作品の売り上げを全額寄付します。

2024年5月19日(日)に行われる文学フリマ東京38にブースを出します。 ブースに置く予定の作品は、 前回大好評だった『逃亡日記』というタイトルの日記本と、『親も子も、愛せなくていいんだ』というタイトルのエッセイです。 小説(前回も置いた作品)は用意するか検討中です。『逃亡日記』は、九年前に離婚をした父にストーカーをされて、母と二人でホテル暮らしをしていた時の日々が書かれた日記です。 この日記をきっかけに日記に興味を持ってくださる方がたくさんいて嬉しかったです。 『逃亡日

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文学フリマに初出店しました。【イベントレポ】

初めて出店者として参加した、文学フリマ広島6が無事に終わりました。サークル「ねこのひげ書店」として、詩集2冊とミニ詩集1冊、アクリルキーホルダーを販売しました。 自分の作品を売るということ自体が初めてで、1冊も売れなかったらどうしようと不安な気持ちになったり、逆に売れすぎて午後困るんちゃうかな!?と無敵モードになってみたり、未知すぎて準備段階の感情はジェットコースターのようでした。 終わってみて、イベントに出て本当に良かったと思います!Xやnoteのフォロワーさんや詩誌「w

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第14章 怒りの蜜柑−1

Vol.1  ’’お題:どうしたら日本の政治をよくできるのかな?’’ 僕は、世界に問いかけた。この投稿は、SNSに住んでいる人たちは面白い冗談だと思ってたくさんの返信が寄せられてきた。 「国会に乗り込んでみるのはどうだろうか。」→「警備員に止められるだろ。」 「選挙に行け。若者がしっかりと行かないからだ。」→「出たよ老害。人口比率見てみろよ。じじい」 「爆弾でもぶっ放しますか。何人か議員が死んでももいんだいないでしょう。」→「それはそう。」 「もう無理じゃない。オ

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第15章 運命の女神−2

Vol.2 仙石原 シヴァ:教祖は、あなたに興味を持っています。 セレン:なぜ? シヴァ:あなたは、我々には向かい、降り注ぐ不幸の豪雨を前にしても、我々に牙を向けてきた。その、行動力に。その執念は、教祖の心すらも動かしているということですよ。 セレン:教祖の心を動かしても僕には何の嬉しさもない。 シヴァ:まあまあ、そう言わずに。我々からすれば、素晴らしいことです。我々が教祖の心を動かすことなどないのですから。ある意味羨ましいことです。妬ましいほどに。 そうメッセー

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本を、作ろうと思った | 文学フリマ東京38

基本的に思いつきの人間なのだ。 だから、ある日、そうだ、本、作ろう、と思った。そして、気づいたら、文を書き始めていた。 振り返れば、SNSを通じて、仕事を通じて、ずっと文を書いてきた。私にとって文を書くことは、自分自身をなぐさめる手段のひとつなのかもしれない。 なぐさめる。 どうにもできない、行き場の無い感情が、文を書くことによって波が引くように落ち着いていく。私にとっては、文を書くという営みは、そういうことである。 私の中にあるたくさんの、内側であっちこっち、落ち着

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出版します! 本に込めた初の試みの話。

 突然ながら、本を出すことにした。タイトルは『取り戻す旅』。そう、このnoteで書いていた同名の旅記事を加筆修正し一冊にまとめた本だ。  サイズは文庫サイズ、240ページと少々ボリューミーだけれど、noteで使用していた写真もふんだんに使い、長文を読みきる悦びを味わってもらえるよう1ページあたりの文字量を調整。なにより、長年僕の仕事に寄り添ってくれているブックデザイナーの堀口努さんに文字組みを丁寧に詰めてもらっているので、noteで読むのとはまた違った、心地よい読書体験をし

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文学フリマ東京38のお品書き

文フリ東京のカタログが公開されましたね! 私のページはこちらです。 ひどい説明文ですが、こうとしか書きようがなかったです。 そしてイベントということでお品書きを作りました🥳 当日ポスターは飾らないので、このお品書きを大きめに印刷したものを置いておこうと思います。こちらを目印にぜひ遊びに来てください♪ 本を買わなくても、会いに来てくださるだけでも嬉しいです。 美麗イラストの表紙にご注目ください✨ 絵心ゼロの私が描いたラフ画から素晴らしいイラストを仕上げてくださった絵師様に

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我、文学フリマに出店せんと欲す(#シロクマ文芸部)

 始まりは2024年2月25日のこと。  文学フリマ広島会場に足を踏み入れた瞬間から始まった。    この催しはなんだ!  お祭りか?  有名アーティストが集まるフェスティバルか何かか?     そんな疑問が頭によぎるほどに、参加者たちの(静かなる)熱気あふれるエネルギーを全身に浴びて、しばし眩暈を覚えるほどにやられてしまった!  この中に入ってみたい。更に言うとこの世界の住人になりたい。    ただこの願望も己の実力があればこそで、私は自分の力量を良く知っている。きっと目標

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文学フリマ福岡会場を申し込みました!

遂に申し込みました! 文学フリマ福岡会場です。 「なんだ、まだずっと先じゃん」と呆れたのは、コミケ参加十数回の経験がある長男です。 でも私にとっては、それまでにしなければいけない事や、準備しなければいけない事が山ほどあって、申し込みフォームに入力する手が震えました。 なにせ初出店です。ドキドキが止まりません。改めて自分が小心者だったということを思い知りました。 事の始まりは、今年2月の広島会場へ友だちの猫Lunaシオンさんと初参加したことがきっかけでした。 二人とも出店者の

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使わない言葉とかわいそうな人と好きな人たちとダンス・ダンス・ダンス

生きざま、自分事、見える化、パーパス、ビジョン。朝日新聞記者の近藤康太朗さんが大嫌いで使わない言葉です。わたしが使わない言葉のひとつが「嫌いな人」です。「嫌い」「嫌いなもの」「嫌いなこと」は使うけどそれに「人」につけるのはSNSではしません。会って目の前でその人に言える言葉しか使いません。 わたしが使わない言葉を、さらりと使っていてびっくりしました。 高齢者、そのご家族と関わるお仕事をされているおだんごさん、苦手な方、相性の悪い方もいらっしゃいます。承認要求が高い、勝気で

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まったりモードと文フリの準備

入稿が終わり、予定していたエブリスタの応募も終わったので、今はまったりモードです😌 『聖女が学校にやってきましたが、私は悪役令嬢の味方です』も書き進め、少しだけストックができました。 あと3話分ほどはストックを作りたいところです。 とはいえ特に締め切りがないので状態なので本当にまったりしています。 何も書かないのも落ち着かないのでnoteを書くなど。 文学フリマの準備としては、机に敷く布を買いました。 ユザワヤさんは布の種類が豊富なので、目移りしちゃいますね😆 アールヌ

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本といふものの小さきを見る | 文学フリマ東京38

砂浜は、よく見ると色々なものでできている。砂。石。木片。貝殻。珊瑚。生物の一部。手で救うその中だけでも、たくさんの何かを見ることができるはずだ。 もしかすると。本も。きっとそうなのだろう。 大まかな形としてしか見ていなかった本というもの。その小さな部分まで見つめてみると、そこに、作者のこだわりが見える。 反対に言えば、そのような部分まで考えないと、自分で本は作れない、とも言える。 もちろん商業誌は、色んな専門職が結集し作られる。しかし個人での製本は、製本会社や印刷会社

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