「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」(2022)は「アバター」(2009)の続編となるSF映画である。13年を経てなお3D技術で観客を驚かせようという製作者の意気込みは素晴らしいが、凄いのは1分見れば分かることで。残りの3時間11分をそれで押し切るのは無理があるのではないかと。
「ガメラ大怪獣空中決戦」(1995)の4KHDR・ドルビービジョン上映版は、初めてテクノロジーの進歩がいい方向に作用する画期的な映画体験であった。夕景のコントラストなど初見の時よりも遥かに高精細な映像は劇場で経験するべき事案である。近く再上映するので見られるファンは絶対に見るべき