数学の記号の使い方にとくに決まりがないので、本などで勉強をするときに、どういう定義のもとで、その記号が使われているのかを把握する必要があります。 例えば、Z/pZのことを単にFpと置いているものもあれば、Z/pZとは別に、位数 p の体のことを Fp と書いているときもあります。
n ∈ {0, 1, 2}を3元体だとします。複素数体の元α ≠ 0 への作用になっていない例です。 nαを、整数のnと複素数αの複素数体における乗法だとします。作用になっていない具体例を見てみます。 (1+2)α=0α=0、 1α + 2α は整数3とαの積で零ではありません。