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大切な人のために知っておきたい、死の受容に至る5つの段階

四旬節第5主日(B年)の説教

#12 看取り士になりたいわけ

3か月前

ドラマ日記 『春になったら』(第2話)&『先生さようなら』(初回) 

2か月前

余命宣告

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最後の医者は雨上がりの空に君を願う(著:二宮敦人)【そのとき初めて読書紹介しようと思った。あきらめるの、止めた】

5か月前

詩 | 毒女に成り果てて

渋谷のラジオの惑星(小原信治)火曜21:00〜

「生きるために読む死の名言」

4か月前

「怒り」が尽きてきた

四日間の奇跡(著:朝倉卓也)【読書紹介が四日間続いたら奇跡!そう信じておけ。そうすれば悪いことはない】

9か月前

苦手さの「受容」というものについて考えてみる話

今日の土曜日出棺、明日は家族葬、そして月曜日に介護ベッドの返却や支払いなどが終わる。それ以外の仕事もありそうだが、いったんは、すべて忘れて休みたい。とにかく絶対的な睡眠が足りない。お昼寝したいが、ご焼香に来られる近所の方の対応で、時間もとれないし、緊張もしているのだ。

高校時代、16歳の時に知り合い、知り合ってから6年後の22歳の時、大学3年生の時に結婚した。あと数年で金婚式であった。とにかく人生の大半を一緒に過ごしてきた。苦楽を共にしてきた。いつも傍にいてお喋りをしている相手だった。だからこそ、その不在と折り合いがつかない。

落ちこぼれシニアのリベンジ読書~『「不死」の講義』スティーブン・ケイヴ著 柴田裕之訳~

彼女のためにということでいろいろと工夫し努力してきたが、その当の対象がいないということに、この世に存在しないことに、まだ全然耐えられない。皿を洗っていて彼女のことが頭をかすめた瞬間、大声を出してしばらく泣いていた。その自分の声に驚いて泣くのを止めた。わずかのことで泣いている。

息子は食事の準備など以外は、部屋にこもって、仕事をしている。だから残りの家事は全部引き受けている。もしもこれが娘で、何でもしてくれる娘だとすると、私はやることが何も無くなる。そうすると、彼女の思い出に浸るだけになる。完全に鬱に逆戻りになる可能性大だ。だから、息子で良かったと思う。

愛する人に伝える言葉を観てきました。

葬儀の対応や公的な対応、親戚知人への連絡などは、すべて息子にやってもらっている。私では泣いていて話にならないからである。朝食は私が準備しているが、昼食と夕食は息子が作ってくれている。かなりボリュームがある食事だ。激ヤセというほどではないが痩せたので、それを気にしてのようだ。

妻が亡くなる10日前からの短時間睡眠が続いている。亡くなる前は、やむえなく数時間しか寝れなかった。亡くなった後は、夕食後、息子とビールとワインを呑みながら、ずっとお喋りをしている。そのことで心の安定化を図っている感じだ。いつも午前様だ。そして、午前4時過ぎには目が覚める。