経験を積んでたくさんの気づきを得られようになると、人は泰然としていられるようになる。つまり、経験と気づきが人を強くさせるのだ。今、辛いと感じていても、それは人を強くするための原因となる。人は強くなればなるほど今を生きるようになる。今を生きることとは、泰然として生きることでもある。
《正義の矛盾を理解できなければ、それ以上伸びない》矛盾の中心点が愛の時もあれば、嘘であることもある。その矛盾の中心点に何を置くか、それが何であるかを観れるには、経験値、洞察力、審美眼、胆識が必要になってくる。例えば命を懸けて、またそんな優れた哲学をしてきた人ほど良く知っている。