私たちは、このサイパンの老人(たぶん、もう物故されている)に顔向けできるだろうか。 小松政夫著『あんたはエライ!』(さくら舎)より
子供の頃、自分の名前が嫌いだった。古くさいと言うか、自己紹介すると「えっ?ウソでしょ?」と言われた。 年頃になって、好きな人が出来て、お付き合いするようになって、その人から名前を呼び捨てにされるようになって、初めて自分の名前を好きになれた。その人が呼んでくれる名前が誇らしかった。
もう11月だと言うのに、まだヒマワリが残ってる。と言うよりまた咲いた。強いなぁ~と思う反面、ヒマワリは夏の象徴で、夏の終わりに潔く倒れるからこそのヒマワリ!とも思う。好きな人がいて、はじめの一歩で引かれた。もう踏み込む勇気はない。相手に倒された訳でなく、自分で倒れた。