秋土用 夜空に辰が光りけり 「た」のつくものが良き辰の日に 七十二候では九月に雷の声が収まったはずなのに、十月も下旬の今日、雷鳴が。辰の日だからであろうか、闇を辰が切り裂いて、空が明るくなりました。

絵を描いていました。 制作はふたつきほど前です。 オリジナルです。知り合いには「岡本太郎みたい」と言われました。 ぶつかり合いながら今ここにあるできごとを表現した記憶があります。対立ではないです。稲妻が印象的です。

稲光を撮影できました。 避雷針のある建物からですので安全は確保して撮影することができました。 自然の凄さとエネルギーを感じました。

居座りし残暑切り裂く稲光 雨ぞ涼しき 明日は秋分 昨日の深夜、本降り、いなびかり……。涼しくて、「暑さ寒さも彼岸の中日まで」と悟りました。雨に打たれる烏瓜の花が稲光の欠片のようでした。