読書日記60 『優駿(下)』宮本輝著 新潮文庫 上巻に続き、生産者・馬主・馬主の娘と秘書、そして騎手。その人間が1頭1頭の馬とともに人生を歩む模様を描く。 クライマックスは、ただで終わらせない日本ダービーに感動。 著者の描く人間の内密に改めて、小説の素晴らしさを実感した。