天正19年(1591)9月4日は蒲生氏郷、浅野長政らが奥州で起きた九戸政実の乱を鎮圧した日。もともとは奥州南部氏の後継者を巡る一族内の争いから起きた反乱。秀吉による奥州仕置が終わった後に起きた最後の組織的な抵抗といわれる。最後は助命の約束で降伏したが反故にされ政実は処刑された。
文禄4年(1595)2月7日は蒲生氏郷が闘病の末40歳で死去した日。主家滅亡後13歳で信長に仕えて認められ信長次女を正室とした。本能寺の変後は秀吉に仕え奥州伊達と関東徳川の間の会津を任された。数々の逸話を持つ氏郷も病には勝てなかった。政戦両略に長けていても健康があってこそだなと。