人は常に変化していく存在である。では、どう自分を変化させていけばいいのか。それは日々の生活から気づきを得ながら、自分という器を大きくしていけばいい。私という器が大きくなれば、波が立ってもすぐに凪ぐ。自分を深く知り私を変容させ続ければ、やがて心が穏やかになり調和の中で生きていける。
視点を自分から中心に広げていき俯瞰で観れるようになると、人はスピリットの視点を得る。人はまず自己保存の視点が働き、次に種の保存の意識が働く。そして種を超えて、存在そのものの視点で物事を認識するようになると、調和の法則性を使っていけるようになる。調和の法則は俯瞰の視点から生まれる。
心が和すれば周りに発する言葉も丸くなる。このため、自分自身に調和が取れるようになって始めて、世の中と調和が取れるようになる。どんなことでも、まずは自分を整えることから。自分を整えることができれば、調和を軸とした言動が取れるようになる。私が平和になって始めて、世界に調和が生まれる。