これまで生きてきて周囲から責められたり、理不尽な批判を たくさん受けてきた。 しかし、それで人間的に成長につながることはなかったし、 未熟なスキルが向上することなんて1ミリもなかった。 あえて教訓を挙げるならば、他人を責めたり頭ごなしに注意 しても時間の無駄だということだけ。
高齢者の失敗に対して「何でできないの!」と 怒鳴り・責める介護者がいる。 おそらく介護スキルや精神的な未熟さと無意識 からの言動と思われる。 このような介護者は、きっと自分が介護を受ける 立場になったとき、今度は自分が同じような扱い を受けることを知らない ――― 因果応報。
他人の過失を責める前に次のことを思い出す。 ―― その過失に対して、客観的な事実確認をしているか? ―― ただの反応として怒りをぶつけようとしてないか? ―― その人を攻撃して良い立場だと勘違いしていないか? ―― そもそも自分は、ミスひとつない完璧な人間か?