法事で故郷に行ってきた。父の遺産の書を持ち帰って、壁にかけてみた。情けないことに先頭の2文字が読めない。
終活の基本は、「できることをできる範囲で」。 今できることにフォーカスする。無理をしなくてもいい。 子どもたちにできるだけお金を残してやりたい、という親の思いはわかるが、多少なりとも余剰資金があるなら、遺産を残すより、元気なうちに子世代に委ねた方が、親子どちらの人生も充実する。
雨があがって晴れたけど、相変わらず空気が冷たい日です。電車に乗っていたら友人からご主人が亡くなったという報せが。突然だったので大きなショックでした。前日に息子から「僕たちに何も残さなくていいから、これからも楽しい経験をしてほしい」と言われたばかり。その言葉があらためて響きます。