今やアジアへのLCC網が発達したこともあり、1日に何便ものフライトがまるでシャトルバスの様に往復している。関空から台北までわずか約3時間と拍子抜けするほどあっという間のフライト時間。そんな近年ぐっと距離感も近づいたお隣台湾へ、おおよそ10年ぶりぐらいに往訪。

今回、3泊滞在したホテルがなんともベリーグッドであまりにもきにいっちゃったので、備忘録を兼ねてここに残しておきます。

玩味旅舍 - Play Design Hotel -

簡単にご紹介しておくとこんな感じです。

※ツイートにて全6室と記載しましたが、全5室のようです。

概ねツイートした内容の引用通りですが、Play Designの名の通り、台湾の地元クリエイターの作品がインテリアとして散りばめられている。各作品は実際に座ったり、触ってみたりしながら、楽しむことができる上、気に入れば実際に購入も可能。

各部屋コンセプトが異なっていて、自分が宿泊したのはPlay Tea Roomというお茶をテーマにした部屋。室内に数種類の台湾茶が用意されていて、それぞれテイスティングができるんです。

テイスティングした感想を次の旅行者にシェアしたり、以前の旅行者を参考にしてみたりと面白い体験もあり。

このポットとかも超オシャレな上にすごい理にかなったデザイン

部屋も比較的広々で室内にかっちょいいドラム式洗濯機も備えている。洗剤も乾燥機能もあるのでいつでも洗濯できるよ？ 

テーブルやデスク、スツールなどの大物からランプや時計、湯沸かし器、歯ブラシとか歯ブラシ立てとかコップとかシャンプー・リンスとかのアメニティ類までほんといちいち細かいとこまで各アイテムがおしゃれなんですよね！w

以上が自分の滞在した部屋なんですが、この他にもFuture Lab、MIT 3.0 Room、Maker Room という名前聞いただけでも面白そうなコンセプトルームがあって全部試してみたい！！！！！（各部屋リンク貼ったので良かったら覗いてみてください）

そして、自分が一番気になったのが、Guest Selections Room。この部屋名前の通り、自分でインテリアをチョイスして自分好みの空間を作り出すことができるんです。

やばくないです！？こんなん楽しすぎるでしょｗ 自分オリジナルの部屋を造って泊まれるって新しいなぁ。

こういうホテルの楽しみ方あるんだなあと新感覚・・体験できてないけど。たぶん、この部屋は予約サイトからは選びようがないし、必然と公式サイトから申し込まないとかな？

ちなみに、この部屋を利用して今だとイラストレーターのNahoさんがキュレーションした部屋も選ぶことができてこれまた超素敵なんですよ。気になる方は覗いてみてください　Naho Selection Room

こうやって地元のクリエイターやキュレーターと旅行者がホテルという空間を通じて繋がるのって、すごい新鮮な体験でホテルの新しい可能性を垣間見た気がする。地元デザイナーにとっては世界中のいろんな旅行者に知ってもらういい機会にもなるし。

ちなみにハード面を絶賛してきましたが、スタッフさんのホスピタリティも本当最高ですよ。台湾の方が親日家というのを差し引いてもすごく親切で、地元のグルメや面白いスポットもいろいろと教えていただけます。

更に、ロケーションもめちゃめちゃ良くて、空港MTRから一本の台北駅から徒歩15分ほど。台北中心部の中山駅まで徒歩10分ほど。ホテルのすぐ裏通りでは寧夏路夜市が毎夜開かれ、歩いて迪化街に繰り出したりもできる。徒歩でもメトロでも、どこへ出かけるにも抜群のロケーション。

そんなこんなも含めて、一つの指標ですがBooking.comの口コミ評価が現在驚異の 9.3！ 実際、泊まってみて納得のスコアだなと。

料金も1泊3,600元（今だと1元3.5円程度 = 12,600円）〜 と2人以上とかだと意外にもリーズナブルな料金。

台北市内にはいくつもホテルがあるし、ホステル系〜メジャー系、ハイグレード系のホテルも多数あるけど、せっかくなので一味違ったこんな素敵なホテルに泊まってみるのもおすすめですよと。

次は絶対、Guest Selections Roomだな。