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【Voicy書き起こし】Webサービスを作るエンジニアがペライチを起業するまでの話

こんにちは!ペライチ代表の橋田です。

エンジニアから起業した話を前にVoicyしたのですが、エンジニアの方から起業相談にのることが多く、役立つかもしれないと思い、僕の経験してきた話をnoteに書き起こしてみました。
エンジニアの方で、サービス作りたいと思ってる方に刺されば幸いです!

音声聞きたい方はこちら(無料です!チャンネルもフォローしてください!)
https://voicy.jp/channel/513/45989
https://voicy.jp/channel/513/45990
https://voicy.jp/channel/513/45991

以下書き起こしです↓
※書き起こしにコストが掛かってるので一部有料です:)

-----最初に宣伝-----
自分の経験を伝えることを個人的にやっていまして、起業しようとしている人の相談に積極的に乗っています。もし気になる方は是非!

-----宣伝終わり-----

前説

橋田一秀のペラトーク。この番組はサイトを誰でも簡単に一枚のページを作るならペライチ。ペライチの提供でお送りします。

ゴールデンウィーク、皆様いかがお過ごしでしょうか。橋田です。
※5月に収録しています。

僕はですね、結構いろんなとこに行ったり、キャンプ行ったりしているんですが、今日は横浜のスカイスパっていうところでちょっとリラックスしながら一人で色々考えたりしております。
さて、知り合いの菊本さんという、スタートアップテクノロジー(スタテク)という主に受託開発をやっていたりとか、RUNTEQというプログラミングスクールをやっているような会社があります。
もう知り合って5年以上経つんですけど、経営者仲間と言うかオフィスも渋谷にあって近くて。

そんな菊本さんという社長がですね、ポッドキャストやっているということで是非録りに来てくださいということで収録しに行ったんですが、そこで同時にVoicyも収録させていただいて、こちらの僕のVoicyのほうはもう撮って出しそのまま出すと。菊本さんの方はですね7~80分収録したんですけど、それをちょっと編集して出すような形となってますと。

僕の方はもう昨日録ったものをそのまま出していて、3回ぐらいに分けて配信するんですけど。ほとんど僕の話なので、もう知ってるよという方は聞き流していただければと思いますし、菊本さんは主にエンジニア向けのプログラミングスクールとかやってるところもあって、エンジニア向けの内容の配信ということで割と僕が話した話は僕のバックグラウンドとか、そもそも何でエンジニアになったのか、どういう苦労したのかとか、やるにあたっての考え方とか起業に至るまでのところを中心にお話しさせて頂きました。

なので、そういう話を聞きたい方はVoicyだと30分・30分・20分と3回に分けて配信するので、だらだらと聞き流していただければと思っております。それでは本編、いってみましょう。どうぞ。

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自己紹介

橋田:お疲れ様です。
スタテク菊本さん(以下菊本):お疲れ様です。
橋田:久しぶりですよね。
菊本:久しぶりですよね。何か月ぶりですか?
橋田:飲み会ですよね?多分ね。渋谷のマークシティの中の。
菊本:そうですよね。喜納さん(ミナカラ社長)が来れなかったやつ。
菊本:笑
橋田:喜納さん来れなかったやつ。
橋田:笑
橋田:喜納さんも一緒に一昨日までキャンプ行ってました。
菊本:そうなんですね。
橋田:そうなんですよ。
橋田:すいません、誰か知らない人が僕が出てますけど自己紹介とかしたほうがいいですか?
菊本:じゃあ、ちょっと、それっぽくやります?
菊本:笑
橋田:お願いします。
橋田:振ってくれれば、僕しゃべりますよ?なんでも。
橋田:笑
菊本:笑
菊本:どうしましょうか?今日、喋るテーマ何にしますか?
橋田:テーマ?
菊本:若いエンジニアの人が多いので、どうやってエンジニアになったか。
菊本:そういうのが多いんですけど。
橋田:なるほどね、OKです。
菊本:興味のある技術とか、そういうのが多いんですけど。
菊本:最近、何かあります?
菊本:笑
橋田:最近は結構技術離れてるので、軽く僕の経緯とか自己紹介とか、もともとどういうエンジニアで~とか
菊本:そうですね。
橋田:からの、みたいなほうがいいのかな。
橋田:リスナーの皆さんこんばんは?こんにちは?おはようございます。
橋田:今、朝なので、おはようございます。
菊本:笑
橋田:橋田と申します。

菊本:本日のゲストはペライチ代表の橋田さんです。よろしくお願いいたします。
橋田:よろしくお願いします。
菊本:今回、橋田さんをゲストにお呼びしたんですけれども。
菊本:橋田さんはもともとエンジニアというか、
菊本:とりあえず、その辺の軽く自己紹介をちょっとお願いします。
橋田:OKです。
菊本:お願いします。
橋田:皆さん、おはようございます。朝なんで。
橋田:笑
菊本:朝9時半
菊本:笑
橋田:朝9時半です。
橋田:橋田と申します。
橋田:今はペライチというサービスと会社の代表をやっています。

エンジニアになった経緯

橋田:バックグラウンドはもともとエンジニアで、僕は30歳のときに起業して6年くらい経つんですど、それより前、20代後半はエンジニアをやっていて、どんなエンジニアだったかというと、もともと新卒で入った会社がSIerでそこを一年半ぐらいで辞めて、大手のSIerに入りまして、そこで一年半くらいやった後に「これは出世競争勝ち抜くの大変やな~」とか「もうちょっと好きなことやって生きていきたいな~」と思ったんで会社を辞めまして、そこから1年くらい結構苦労して、友だちといろいろやろうとして失敗したりとか、人の仕事手伝ったりとか、自分の方向性に迷ってたりとか、僕モラトリアム期間って呼んでるんですけど。
菊本:よくあるやつですよね。
菊本:笑
橋田:そうそう、1年くらいモラトリまして、モラトっちゃいまして、でも、僕にとっては大事な期間だと思っていて。
菊本:うん。
橋田:24・5歳くらいのときですね。いろんな仕事を手伝ったりしていたんですけど諸々あってインターネットの世界に行きたいなと思っていて。インターネットのサービスをもともとは企画とかゼロから考えることが好きなので、ディレクターとかになりたかったんですよね。
菊本:そっちだったんですね。
橋田:そっちです、そっちです。ディレクターになりたくて、そもそもエンジニアになるつもりは実はあんまりなくてですね。そういうので就活してたんですけど、未経験でどこも相手にされず、クリエイター以外だったらいいかなと思って営業職とか受けてたんですけど、なかなか受からなくてですね、就活半年くらいやってて、きっかけが知り合いの会社、友だちが「はっしー、就活してんだって?」みたいな「いい会社あるから行ってみなよ」って言われて行ったのが前職の「うるる」って会社で、うるる一昨年上場しましたけど、
菊本:そうですよね。
橋田:そうなんです。そのときは本当にガレージベンチャー、本当に倉庫で、倉庫だったんですよオフィスが。
菊本:そうなんですか。

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現在の近富ビル外観(2019年6月撮影)

橋田:勝どき駅、徒歩2分にあるトラック3台付けられる入口がある、入口の段が高くなってるところで、今ここにある机ぐらいの高さの階段を登った後に雨ざらしのエレベーターがあって、そこの4階と6階がオフィス。まじで倉庫だった。

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今は別の会社が入っています。

菊本:笑
菊本:トラックが。
橋田:笑
橋田:そんな大きくないです。トラックが3台くらい止めれるような小さい倉庫の4階と6階がオフィスで6階はやたら天井が高くて床が緑色みたいな。
菊本:笑
橋田:4階は割と普通のオフィスとフロアでしたね。縁あってそこに入れてもらえて、そこでエンジニアになったんですよね。きっかけとしては、僕はエンジニアになるつもりは全然なくて、プログラミングは学生の時と社会人の研修の時に挫折していて、「絶対、プログラマーにならないかな」って思ってたんですけど、当時僕はウェブサービスを作りたかったので、今から10年前ですね、作りたかったので、面談のときに「ウェブサービスを作りたいです」と「インターネットに関わる仕事がしたいです」と言ったら、営業とか他のディレクターとかの仕事は、ちょっと今募集をしていないんだけどエンジニアだったら、まだ募集してると。そこに行って、その時CTOに言われたことが「自分で作りたいんだったらプログラムコード書けたほうがいいよ」と。なるほど、と。「そうじゃないと誰かにお願いしたりとか、お金と時間がかかるよね」と。自分で作りたいという希望があるんだったら、コードを覚えてプログラミングしたほうがいいよと言われて。
菊本:未経験で?
橋田:そうですね。ほぼほぼ未経験で、そこでエンジニアとして取ってもらって、本当にラッキーだったんですよね。お金もらいながら、修行ができるんですよ?
菊本:そうですよね。
橋田:なかなか。
菊本:しかも、今どきはたぶん皆そうなりたいはずだと思うんです。
橋田:そうですよね。当時はそんなことも全然分からなくて、エンジニアか~でも、たしかに面談してくれたCTOの言うことは一理あるなと。後、この人たちたぶんいい人だと。社長とCTOと出てきて、その後副社長とかも出てきて飲みに行って、この人たち絶対いい人たちだと。だから、プログラマーになるまいって決めてたんだけど、やってみようかなと。もう一個は後がなかったからですね。26歳になってたので、ここで他に選択肢はほぼないと、しかも自分の目標に対して割とストレートに向かって行けそうな気がした。人も悪くない。だから、行くしかっていう。
菊本:もうこれ以上ないと
橋田:ここで死ぬ気で頑張ろうと思って、入社させていただいて。入ると初日、自分の机のところに行くと本が6冊積んであるんですよ。
菊本:笑
菊本:いい環境ですね。
橋田:めっちゃ恵まれてますよね。笑
菊本:なかなかないですよね。笑
橋田:おかしい。とりあえず、いろんな本があるんですよ。最初はHTML CSSの本ですね。次にPHP。後はSQLの本とすごい分厚いプログラミングの考え方が書いてある本。上下巻の。マイクロソフト出版みたいなところが出している。(パソコンで調べる音)コードコンプリートですね。今、検索して出てきました。このすごい曖昧な検索で出てきました。コードコンプリートの上下巻が置いてあって、このぐらいあるんですよ。分厚くて。中級以上向けだと思うんですけど、6冊くらい置いてあって「はい。じゃあ、これよろしく」って言われて、後放置みたいな。
菊本:笑
橋田:笑

当時の状況

橋田:当時、うるるってエンジニアがいないというかCTOしかいなくて、CTOが1人と業務委託の人が1人。業務委託の人は基本リモートでたまに打ち合わせしてるみたいな。後、正確にはもう1人居て、僕より3週間前に入った新人が1人。当時うるるは全体では社員が10人か15人くらいいたのかな。
菊本:そんな、どベンチャーなんですか。
橋田:どベンチャーですね。アルバイトが、10何人とか居て、全部で多分30人くらい2フロアで30人くらい居た。
菊本:うるるって初期は何やられてたんですか?
橋田:事業としては主にその時にやっていたことは2つで、1つはBPO事業ですね。ビジネスプロセスアウトソーシングといって、よくある案件としては受託の仕事なんですけど、紙をデジタルデータ化する。必要があればデータ入力もする。データ入力は外注なんですが、ビックサイトの展示場でやっているイベントのアンケートを全部回収して、オフィスでスキャニングマシーンでスキャンして、スキャンしたものを中国とか国内のデータ入力工場に送って、外注になるんですけどデータ入力をしてもらう。例えば、アンケート結果を全部手で入力してもらうということをやっていて、そこが受託仕事の稼ぎ頭。もう1つやっていたのはエンジニアがいるほうなんですけど、入札情報速報サービス、通称NJSS。これは今でもあるんですけど、今で言うとB向けサブスクリプションですね。これは何かというと、入札って、あるじゃないですか。例えば、分かりやすいのが官公庁の入札でいうとダムとか(あとは入札でよく聞く)談合とか。官公庁って、基本的に入札にかけないといけないんですよね。入札の情報っていうのは、官公庁のウェブサイトもしくは紙だと掲示板に貼られるんですよね。例えば、渋谷区役所の掲示板とかに貼られるんですよ。もしくは、渋谷区役所のウェブサイトに載る。この情報を集めるのがすげぇ大変というか企業の入札担当の人は、スタテクで受託をやるとして、受託できる官公庁の案件を探すときに渋谷区の情報公開しているサイトと近くの千代田区のとか港区のとか全部見に行かないといけないんですよ。
菊本:現地に?
橋田:いや、ネットでも毎回見に行かないといけないんです。結構、古いサイトが多くてRSSとかがなかったりとか、いつ情報が更新されるのかがわからないとか。これが全国に当時で4千サイトくらいあったんです。これ、情報収集がすげぇ面倒くさいと。実際うるるでも、官公庁の案件を入札しようと思った時にその課題にぶち当たって、すげぇ面倒くさいなと。他にそういう情報を集めているサイトがないのかなと競合もあったんですけど探してみたけど何か使い勝手が悪いと。じゃあ、これ作ったらいいんじゃね?というので作ったサービスがこれです。シンプルに企業の入札担当者の負荷を減らせるサービスですね。
菊本:すごい。
橋田:機能としては、ログインするといつでも全国何千サイトの分の情報を検索できたり。後は入札情報って、入札結果ということも出るんですね。過去の落札情報とか。毎年出る案件とかは、だいたいこれくらいの金額で、こういう会社が落札してるということが分かるから自分は今年この金額でいこうとかって作戦を練ることができたり。後は、キーワードを入れておくと新着情報を毎日送ってくれる。キーワードにマッチするものを毎日送ってくれるから、「これ、速攻落札しに行こう」みたいな。応募期間がすごく短かったりとか。みたいな機能ですね。
菊本:すごい。
橋田:そうなんですよ。この超ニッチなところをやってたんですけど、やっぱり最初は売れなくて大変だったみたいですね。今、本当にこれ上場してますけど稼ぎ頭になっててB向けのサブスクリプションでしっかり積みあがっていくという。多少は繁忙期とかはあるんですが。例えば、3月には入札案件が多いから1月から3月は増えたりとかするんですけど基本1年契約とかを取ってきたりとかそういう感じですね。平均単価は月額3万くらい。
菊本:いいですよね。
橋田:そうなんです。法人さんのなかでも情報取集をするためだけの派遣さんとかがいたりする会社もいるわけですよ。これ全部、このコストを無くせるのでめちゃくちゃいいと思いますよ。それを開発してたんですよ、僕も。
菊本:はい。

エンジニアとしては全然ダメだった

橋田:ずっと僕4年間、これを開発してて。エンジニアとしての話に戻るんですけど、全然僕、エンジニアとして実はダメで。笑
菊本:笑
橋田:どのくらいダメかっていうと、いろんなところで言ってるし記事にも書いているんですけど。笑
菊本:はい。
橋田:どれくらいダメかっていうと、半年経ったところで、アルバイトに降格しました。
菊本:笑
菊本:そうなんですか?
橋田:全然ダメでした。笑
菊本:笑
菊本:そうなんですね。
橋田:そうなんですよ。HTML CSSまでは普通にできるんですけど、PHPのコードまったく書けないと。オブジェクティブ思考がちゃんと理解できていないとか。笑
菊本:笑
橋田:DRYにコードがが書けないとか。笑
菊本:笑
橋田:もう、酷かったです。笑
菊本:笑
橋田:本当に酷くて、今でも思いますよ。才能がないんですよね、そこは。で、半年たった時に、ずっとアウトプットが出てないの分かってたので「クビかな?」って思って。笑
菊本:笑
橋田:ちょうど5月、ゴールデンウィーク前後だったと思うんですけど、まさに今から9年前。半年経って、CTOに呼ばれて、「ちょっとごはん食べに行こう」って言われて、ランチに。晴海のトリトンタワーっていう勝どき駅から近くにある、すごいでっかなオフィスビルがあるんですよね。3棟くらい建っているあそこにランチに行って、今でも覚えてます。焼肉屋に行って、冷麺を食べてたんですけど冷麺の味をまったく覚えていないんですよ。
菊本:笑
橋田:「これ、絶対、今日クビって言われるんだろうな~」と思って。
菊本:笑
橋田:その時にCTOに言われたことが「どうしようか」みたいな。笑
菊本:笑
橋田:もう、察してくれみたいな感じで。僕もできないことを分かってたので。でも、気持ちとしては、半年前に崖っぷちで後がないなと思ってたし、クビになったらどうしようとか考えていて、クビになったらまた自分でそういう仕事を探そうかなと思ってたので、それを伝えたんですよね。「もし、置いてもらえるなら置いてもらえるなら嬉しいけど、置いてもらえないのなら、またそういう仕事を探すと思います。プログラマー、エンジニアとしての仕事を探すと思います。」と伝えたんですよ。そうしたら、「そうだね」と。これは多分、一生覚えていると思うんですけどCTOから言われたのは「はっしーは悪くないんだけど、普通なんだよね。」と。
菊本:はい。笑
橋田:で、ポイントはこの後なんですけど「ベンチャーは普通の奴は置いておけない。」と言われたんです。これは一生忘れないですね。
菊本:ベンチャーは普通だと置いておけないと。笑
橋田:普通の奴は置いておけないと。やっぱり「できる奴じゃないと残れないと思う。はっしーのパフォーマンスはそこにまったく達していない。」と言われました。
菊本:なるほど。
橋田:でも、つらいけどその通りだなと思ってて。全然アウトプットが出てなくて。コードとして。なるほど~と。そして、さっきのくだりがあって、置いてくれるなら当時実家に住んでいたので「無給でもいいから置いてほしい」と伝えたら、「じゃあ、ちょっと考えてみる」と言ってくれてアルバイトとして置いてくれたんですよね。だから、ちょっと給料が少なったくらいで、まだまだ全然ラッキーというか。まだ、お金貰えていますからね。
菊本:そうですね。笑
橋田:月16万、貰えていましたからね。額面で時給1,000円で160時間。額面16万くらい貰えていたので運がいいです。

浮上のきっかけ

橋田:そこから、いろいろ頑張って、ターニングポイントっていうのが受託の仕事。うるるって受託のプログラムを書く仕事をやっていなかったんですけど、どうしてもBPOの人が受けちゃうんです。副社長がBPOのボスをやっていたんですけど、どうしても受けざるを得ない仕事があって。
菊本:普通のシステム開発の?
橋田:受託ですね。BPOのお客さんが「作れる奴居るか?」となって。誰もいないと。誰もいないから、戦力外のはっしーが作るしかないとなって。それ、大丈夫なのか?みたいな。笑
菊本:笑
橋田:CTOが「俺がフォローするから」と言って、やったんです。でも、その仕事が面白くて某宗教法人の昔からある仏教系の100年以上ある。
菊本:新興系じゃなくて?笑
菊本:笑
橋田:新興系じゃないです。昔からある仏教系のお客さんで、何をやっているかと言うと何とか宗(歴史の教科書にでてくるやつ)の宗報っていうものがあるんですよね。会報みたいなやつ。月次で出る会報。あれを130年分くらいスキャンしたデジタルデータがあるんですよ。笑
菊本:笑
橋田:すごくないですか?笑
菊本:笑
橋田:130年くらい毎月あるんですよ。笑
菊本:笑
橋田:明治何十何年とかからあるんですよ。笑
菊本:文献としてすごいですね。笑
橋田:すごいすごい。笑
橋田:ほんとすごい。デジタル化してちゃんと残してて。うちらが受けた仕事で。それの検索システムが欲しいと。サーバーに置いて、PDFを。それを検索するシステムが欲しいとなって作ったんですよ。当時、入札情報のサービスは自社サービスでAWSでやっていたんですけど、要件が先方のサーバールームにラック納品のスタイル。昔はね、普通でしたけど。
菊本:そんなクラウドとかね、まだ主流じゃない。
橋田:そうそう。皆「AWSでやればいいのに」って言ってたのに、それでやってくれと言われて。なるほどとなって。僕もまったくそういうことをやったことがないので、副社長と一緒に神田のサーバー屋にサーバーラックを買いに行くとこから。
菊本:笑
菊本:楽しそう。笑
橋田:楽しかったですよ。ちょっとソフトウェアしか書いたことない人がいきなりハードウェアを買いに行って「どれを買ったらいいんだろう」みたいな。めっちゃググって。「どれを買ったらいいだろう。必要スペックは何?」みたいな。ハードウェアの設計というほどではないですけど構成。「RAIDは何でいこうか」みたいな。笑
菊本:笑
橋田:パソコンを1台作ったことがあるくらいの経験の僕がラックを買いに行って、サーバーを組み立てるところからやって、組み立てたサーバーにCentOSをインストールして、その後にそこからプログラムを書くわけですけど、手元のパソコンでプログラムを書き、それをこっちに移して、動作確認をして。やっぱり、プログラムを書くところ、ハードウェアもかなりクセがあってハマったんですけど、ソフトウェアRAIDはめちゃくちゃハマったんですけど、中に入れるソフトを書くところがもともとやっぱりフレームワークを使っていたんですよね。CakePHP。やっぱりフレームワークで育っちゃうとダメ理論ですね。
菊本:なるほど。笑
橋田:ありますよね。そっちの宗報のシステムはフレームワークは入れずに、サクッとスクラッチで書くみたいな。
菊本:なるほど。
橋田:ということをやろうと思ってて。
菊本:検索だけですもんね?
橋田:そう。だから、ページ数もそんなに多くなくてインデックスページと検索の機能と。ほんとにそんなに難しくないですよ。1枚・2枚くらいしかなくて。それを押すとシンプルにファイルに飛ばせばいいのでビュアーも付いているのでそれはそれでOKで、作るのはその仕組みと裏っかわで検索エンジン。当時、何だっけ?何を使ったかな~。
菊本:Solrとかですか?
橋田:いや、全然、Solrじゃないです。NJSSのときはSolrでしたけど、それより全然前ですね。名前が思い出せない。
(パソコンで調べる音)
橋田:昔からある。
菊本:MeCab?
橋田:MeCabかな?
(パソコンで調べる音)
橋田:今から9年くらい前の話なので。
菊本:笑
橋田:MeCabじゃなかった気がするんだよな~
菊本:Namazu?
橋田:Namazuですね。Namazuを使いました。
菊本:笑
橋田:これも全部、自分でググって。Namazuですね。笑
菊本:笑
橋田:ここのチューニングが大変だった。でも、クオリティをそんなに求められてなくて。でも、一応時間の許す限りやりました。1ヶ月で納品みたいな感じだったので、サーバーを買ってきてセッティングをして2~3日かかって、そこから検索以外の部分を作って。でも、やっぱり検索がハマりそうだぞってなって、検索をワーッと作って、そこ1~2週間かかってみたいな感じでしたね。最後、会社に3日くらい泊まって、CTOもフォローしてくれて「よし、ここまでやっといたから後よろしく!」みたいな状態になって、僕が後は夜中に仕上げるみたいな。それで納品をしに行って、なんとかやりきりましたね。やりきって、ほんとに実力が付いたというか。PHPのこともより理解しましたし、エンジニアの人たちの力って自分で調べて解決していく力じゃないですか。だから、こういうNamazuについて社内に知ってる人が誰もいないから、とにかくググって、自分で触って、動くかどうか見るしかない。それの繰り返しじゃないですか。
菊本:個人事業で初めに仕事を受けたみたいな感じのやり方ですよね。
橋田:近いです。もうやるしかないみたいな。
菊本:もう1人でやるしかないというか。笑
橋田:お金を貰っているし、納品期限を決まっているしやるしかないみたいな。
菊本:サイズ感的にはそんな感じですよね。笑
橋田:そうです。
菊本:個人事業っぽい。
橋田:これでね、僕、ビジネス的にいくらもらったのかは知りませんが、全然余裕でペイできていると思います。クオリティはさておき。笑
橋田:ちなみに余談で言うと、その検索システム、元号で検索なんですよ。要は明治、大正、昭和、平成。昨日から令和なんですよ。このシステムどうなったんだろうって、ちょっと気になっているんですよね。笑
菊本:笑
菊本:バージョンアップしないと。笑
橋田:バージョンアップしないと令和の宗報が出てこないっていう。笑
菊本:誰かメンテしないとですね。笑
橋田:誰かメンテしないといけないんですよ。まだ動いているのかすら分からないし、僕が辞めた後に引き継ぎをしたんですけど、僕が辞めた後にAWSへ移行していたので。でも、それも4~5年前の話なので「ちゃんと令和になったかな~?」っていう。笑
菊本:誰かがやってくれたのかなみたいな。笑
橋田:後でそこの中の人に聞いてみます。笑
菊本:笑
橋田:「宗報さ~」みたいな。「宗報って、そもそも動いてる?」みたいな。笑
菊本:笑
橋田:100数十年の歴史が詰まった。だから、僕も読みましたよ。「明治時代の宗報って何書いてあんねん!」みたいな。いい話が書いてありましたね。「やっぱりファンクラブ会報なんだ」という感じでした。すごい勉強になりましたね。そこから学んだことは、やっぱり、負荷のかかる仕事をとにかくやりきる時期って必要だよねという話で。ブラック企業じゃないけど、ずっと忙しいというのは良くないと思うんですけど、僕の中では3ヶ月に1回くらい波が来るとそのタイミングで成長ができると思っていて。やりきらなきゃいけない状況に追い込まれて、やりきったことで、実力が伸びていく。その後に正社員になったんですけど。
菊本:それを機に?
橋田:そうです。なりました。おもしろかったですよ。これもベンチャーっぽいエピソードで、僕の席の横に会議室があったんですよ。4月3日くらいだったと思うんですけど、会議を終えた役員が出てきて、CTOが「はっしー、昨日から社員ね。」と言われて。
菊本:笑
橋田:「さかのぼるんだ」と思って。漠然として「あ、はい。」みたいな。笑
橋田:「4月1日から社員ね。」みたいな。「あ~どうも、ありがとうございます。」みたいな。笑
菊本:笑
橋田:ベンチャーっぽいエピソード。
菊本:いいサプライズでしたね。笑
橋田:いいサプライズでした。笑
橋田:「あ、よかった。頑張ろう~」って。「あ、これで、彼女と結婚できる!」と思いました。
菊本:笑
橋田:そう、今の嫁ですけど。やっぱり、嫁さん当時彼女からは「いつ、正社員になるの?」とめっちゃ言われてました。めっちゃ詰められていました。
菊本:ちょっと嫁ブロックの話は、また後ほど。笑
橋田:これも長いので後ほどね。笑
菊本:笑
橋田:そんな感じでエンジニアになりましたね。
菊本:エンジニアになって、うるるでどれくらいやっていたんですか?
橋田:4年3ヶ月居ました。
菊本:結構居たんですね。

橋田:いろんなことがありましたね。その後、人数もすごく増えたし。後から5人くらい間に優秀なエンジニアの人たちが中途で入ってきて、それでチームとして開発チームがちゃんとできた。8人くらいのチームだったんですよ。エンジニア8人とデザイナー1人みたいな。
菊本:スタートアップ感が出てきましたね。笑
橋田:ありますね。笑
橋田:ほとんど入札情報のサービスと後は新規事業。
菊本:シュフティ(shufti)は?
橋田:シュフティ(shufti)は一応、僕はノータッチだったんですけど、2008年くらいからあったんだけど外注で作っていたっぽくて。ほとんど案件も流通していなくて、それをちゃんと作り直すというプロジェクトがその後2011年くらいで出てきたんですよね。
菊本:もともとあったんですね。
橋田:もともとありました。言葉を選ばずに言うとショボめのサイトがあって、それのVer.2を社内で作り直すというプロジェクトが立ち上がってシュフティ(shufti)のチームがビジネスサイドと開発チームができたというのが入札情報の後ですね。だから8人のエンジニアが2チームに分かれて、シュフティ(shufti)を作る3人と入札情報を4人・5人。デザイナーは両方を見ているという感じでしたね。入札情報のほうがしっかり安定して売上が上がっていたので、その収益を元手に。
菊本:そっちの軸あったんですね。笑
橋田:そう、BPOと入札情報でキャッシュを稼ぎながらシュフティ(shufti)を作ってた。
菊本:なるほど。じゃあ、結構2軸でいったんですね。
橋田:サービスだから大きく3つですよね。
菊本:すごい。それで上場まで行きましたもんね。
橋田:そうですよね。3本やって上場まで行きましたね。いまでもIRを見てもらえば分かると思うんですけど、入札情報が安定して積み上げていっているという感じですね。最新のIRを見ていないんですけど、売上の半分くらいは稼いでましたね。
菊本:なるほど。調達はあれなんですか?
橋田:資金調達は僕がいたときはやっていなくて、僕が辞めた後に半年後の2014年の夏くらいに6億円を調達して、それが初の外部資本かな。
菊本:1発目からそれだけいったんですか?あ、でも、上場の手前くらいですもんね。
橋田:あ、でも、17年に上場ですね。14年に6億を調達して、17年に上場。ほぼ、その1回。
菊本:でも、安定してますね。
橋田:そうですね。安定感ありますね。
菊本:すごいな~。

社外の人たちとの出会い

橋田:おもしろいですよ。その14年のタイミングで起業するために辞めていますけども、結局時系列を戻すと、エンジニアとして1年半くらいやって、人がいなかったのでフルスタックに育ててもらったので、一通り作れるようになったと。趣味のサービスとかを作り始めるんですよ。僕はやっぱり、もともとサービスを自分で作って飯を食って行きたいな~くらい思っていたので、「じゃあ、土日で趣味のサービスを作ろう」と思って、いろいろ作ってましたね。
菊本:Mashup Awardsとか、あの辺ですよね?
橋田:Mashup Awards7くらいに出したり。それも会社のエンジニアの人が教えてくれて、「コンテストに出したら?何か作っているんだったら。」みたいな。それで教えてもらって「Mashup Awardsとかあるんだ!」とかYahoo!のやつとかもあって。Mashup Awardsはリクルートがやっていて、後はYahoo!のコンテストもあって。Mashup Awardsのハッカソンに行ったのが結構転機ですね。ハッカソンをやるじゃないですか?応募するためのものを作るための。そういうところに行って、社外のエンジニアの人と交流するようになって。そういうところに来る人って、めっちゃおもしろい人が多いじゃないですか。たぶん、菊本さんとかもその絡みで。
菊本:そうですね。
橋田:その辺りでどこかで出会っているんですけど。
菊本:僕も8なんですけど、やっぱりあの時ら辺で会った人は結構まわり皆起業してますね。
橋田:そうそうそう。大抵、そういうところに出てくる人って、やっぱり目線が外を向いてて、しかも割と1人とかチームで物を作れる人たち。最低限のスキルがあって。だから、うまくいったら起業したりとか。食べていける力はたぶんあるんですよね。そういうところに出ているということは。そういう感じで、僕もMashup Awardsのハッカソンに初めて行ったの。リクルートのMTLの地下にあるところのスペースでやってて。
菊本:伴野さんがやっていた。笑
橋田:そのときは伴野さんの前の山本さんです。笑
菊本:山本さんなんですね。笑
橋田:山本さんの時です。その時に山本さんと出会いがあって。
菊本:7までは山本さんだったんですね。笑
橋田:その時に事務局長をやっていたのがCoffeeMeetingタイムチケットを後に作る山本さんっていう人で。その時に山本さんと仲良くなって。2011年か2012年くらいかな。
菊本:11年ですかね。
橋田:11年ですね。CoffeeMeetingが2012年なので2011年の夏から秋。なんか、もう、楽しくて僕も。別にエンジニアとしての実力は大したことはないんだけど、そういう人たちとの交流であったりとか、刺激を受けていたことが非常に楽しくて。「これ、おもしろいな」と。「ショボくてもいいから出して応募しよう」と思ったりとか、ハッカソンに行って作っているところを見たりとかやっていましたね。でも、1回見に行った時に偶然一緒にご飯を食べた人たちと今でも仲良くて。例えば(パソコンで調べる音)

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左:橋田 真ん中:菊本 右:森さん
菊本:森さん(エフビーランク代表)とかですか?
橋田:あ、森さんとかです。笑
菊本:笑
橋田:森さん、その時に居たかな?でも、初期の頃に出会ってますね。森さんとか。後は誰だろうな~。あの辺の時代の人はね~。(パソコンで調べる音)
橋田:佐藤 正志(サークルアラウンド代表)さんとか。
菊本:正志さん、そこに居たんですね。笑
橋田:正志さんはその時に出会いましたね。
菊本:あ、そうなんですね。それで有言ラボを。笑
橋田:有言ラボやりましたね。笑

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有言ラボのメンタリング回にて
※有言ラボとは、起業したときに同時期に起業した人たちを集めて毎週月曜朝7:30からピッチの練習をしたり、進捗を確認したりする集まりです。某インキュベーションプログラムに落ちた人たちを集めてやり始めたのがきっかけ。

橋田:正志さんはその頃。2011年か2012年くらいに出会いましたね。
菊本:そうなんですね。正志さん、そこに行ってたんですね。サークルアラウンドの。
橋田:サークルアラウンドという開発の会社。
菊本:プログラミングの。
橋田:プログラミングを作ってますね。その辺りの人と2011年・2012年くらいに出会って、皆起業したりとか、おもしろいエンジニアの人たちがいっぱい居て。その次が山本さんが起業をして。なんか、すごいと思ったんですよ。
菊本:最初、CoffeeMeetingでしたっけ?
橋田:CoffeeMeetingというFacebookでログインをして、人とお茶ができるサービスなんですけど。笑
菊本:笑
橋田:山本さんって、当時から家族もいて子供もいるんはずなんですけど。渋谷のco-baというコワーキングスペースで平日の夜とかに開発しているんですよ。会社員をしながら。リクルートをしながら、夜それを開発してみたいな。「いつ寝てるのかな?」みたいな。笑
菊本:笑
橋田:バレンタインデー前後にそのサービスが出た。「お、すげぇな」と。「山本さん、すごいな。こんなの作ってたんだ。」みたいな。
菊本:そうなんですね。
橋田:そうなんですよ。「すげぇな~」と思っていたら、気づいたらインキュベイトファンドから投資を受けてて。起業していたんですよ。
菊本:笑

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CoffeeMeeting好きすぎてエヴァンジェリストに

頭おかしいくらい人と会っていた

橋田:(その後数年して)グローバルウェイという会社に買収されて。サービスごと買収されたので、そこの社員なんですけど。タイムチケットをやってますね。だから「すごいな~」と思って。正直な感想は「これ、マネタイズとかどうするんだろう?どうやって起業したんだろう?お金・投資って何だ?」という感じだったんですよ。「投資を受けてやりました。」みたいな。「これ、どうやって儲けるんだろう?」と思っていたんですよ。CoffeeMeetingって人と出会うサービスなので、その辺りから僕も人と出会うことがすごく好きなので、ゴールデンウィークはCoffeeMeetingだけをやる日とかを作って。1日8アポとか。
菊本:笑
橋田:頭おかしくないですか?当時の僕おかしいですよ。絶対。笑
菊本:めっちゃ人と会ってましたよね。橋田さん。
橋田:会ってました。
菊本:スタートアップ界隈では、だいたい橋田さんを介して全員と繋がって。笑
橋田:いやいや。笑
菊本:そういう噂が流れていたくらい。笑
橋田:今、全然そういうことはないんですけど。当時は、何か自分でやりたくて、分からないから人に話を聞きに行って。イベントはほとんど毎日行ってましたし。人に話を聞きに行くということを、ひたすらやっていましたね。あの時期、CoffeeMeetingの初期ユーザーってco-baに居る、渋谷界隈に居る、エンジニアとか尖ったクリエイターの人か起業家の人か投資家の人だったんですよ。
菊本:そうですよね。
橋田:そういう人にむちゃくちゃ会えたんですよ。CoffeeMeetingを通じて。
菊本:エバンジェリストでしたっけ?
橋田:そうです。エバンジェリスト制で10人くらいずつなってて。ココナラの南さんとかTheStartupの梅木さんとか。笑
菊本:笑
橋田:投資家の人たちとか丸山さん(元ベンチャーユナイテッド)とか。僕、ちなみに、第2期エバンジェリストです。笑
菊本:笑
菊本:第2期なんですね。笑
橋田:第2期です。第1期はそういう知り合いの人から。第2期からなりました。僕はひたすら使っていたので。CoffeeMeeting、たぶん50回くらい使っているので。
菊本:笑
菊本:僕も結構使いましたね。
橋田:やってましたよね。
菊本:それで結構人に会いましたよ。あの時期は。
橋田:あの時期、会えた人の質が高かったので。それこそ、ほんとに起業家の人たち。U-NOTEの小出くんとか、当時。それこそ、投資家の丸山さんとかCoffeeMeetingに投資してたインキュベイトの和田さんとか。結構いっぱい。CoffeeMeeting、ログが残っているので。ちょっと見てみよう。誰に会ったのか。(パソコンで調べる音)
菊本:そうですよね。僕も。
橋田:笑
橋田:これ、ちょっと懐かしいコーナー。笑
菊本:笑
菊本:誰に会ったのか。笑
橋田:2人が懐かしむコーナーです。
菊本:笑
橋田:懐かしいな、これ。何年ぶりかにCoffeeMeetingにログインしました。
菊本:僕も。笑
橋田:ステータスが数字で出ているんですけど、成立したミーティング53件・参加したミーティング22件なので、53件は自分でセッティングして人が来たパターンです。参加は22件なので人がセッティングしてるところに入ったパターン。え~、ちょっとやばいです。すいません、リスナーの皆さん。置いてきぼりで。
菊本:笑
橋田:勝手に懐かしむ会をやっています。笑(パソコンで確認中)
橋田:この人誰なんだろう?全然覚えていない。会ったことある人なのに全然覚えていない。
菊本:あ、岡さん。笑
橋田:え、yentaの岡さん?
菊本:じゃなくて。笑
橋田:あ、あっちの岡(株式会社チュートリアル)さん?
菊本:はい。今、RPAをやっている。
橋田:今、RPAをやっている岡さん?あ、そうだ。岡さん、CoffeeMeetingかも。
菊本:笑
橋田:アイコンが消えているのは、たぶんアカウントが削除されているので分からないんですよ。誰と会ったのか。(パソコンで確認中)
橋田:あ~、居た。この人。
菊本:あ~。
橋田:あ~とか言ってる、やばい。笑
菊本:キャッシュの鷹取さんかな?
橋田:懐かしいな~。
菊本:今、Kyash(キャッシュ)ってあるじゃないですか?そこのCEOです。鷹取さん。笑
橋田:Kyash(キャッシュ)のCEOって、今その人なんですか?
菊本:そうですね。
(パソコンで調べる音)
橋田:キャッシュって、こっちのKyash(キャッシュ)ね。黄色のほう(CASH)じゃなくて、Kyashの。
菊本:皆さんが今使っている。
橋田:僕使ってます、Kyash(キャッシュ)。
菊本:笑
橋田:クレジットカード、ほとんどKyash(キャッシュ)で払ってます。
菊本:笑
菊本:Kyash(キャッシュ)が、たぶんできる前に会ってます。笑
橋田:へ~、すごいよ。やっぱり。この、人と出会えるサービスのね~。笑
菊本:笑
菊本:すごいですよね。笑
橋田:醍醐味ですよね~。会ったことがある人を今見ているんですけど、6年くらい前に。半分くらいの人、本当に僕、記憶にないですね。会ったのに、顔を見ても思い出せないというのは結構やばいと思うんですけど。思い出せないですね。僕、ちなみに記憶力が本当にないほうなので。「この人、まじ誰なんだ?」という人が連続してて。(パソコンを確認)
橋田:あ~はいはいはいはい。何にも伝わらない。笑
菊本:笑
橋田:音声で何にも伝わらないコンテンツ。笑
菊本:笑
橋田:参加したミーティングのほうは僕から参加したいと思っているので、結構覚えていると思います。(パソコンを確認)
橋田:お!来ましたよ。うちの創業メンバーと会ってます。
菊本:え、香月さんってCoffeeMeetingで会ったんですか?
橋田:正確には、最初はそこではないです。正確には、僕のモラトリアム時代に沖縄で出会ってます。笑
菊本:そうなんですか。笑
橋田:ゆるっと、Facebookで繋がってて。この時期にお互いに「起業したい」というふうに思ってて。そこから意気投合しているんですよ。その後、週4くらいで会ってます。毎日。イベントとか「スタートアップ」とか「起業」と付くイベントに毎日行くみたいな。一緒に行くみたいな。うちの嫁から謎の疑惑を持たれるという。「また、あの男か」みたいな。笑
菊本:笑
橋田:「また、あの男か?」みたいなね。言われましたね。笑
菊本:森田さん、CoffeeMeetingで会った。笑
橋田:え~、嘘~?森田さんって、あの森田さん?hitohanaの森田さん?
菊本:そうそうそうそう。笑
菊本:そうですね。あ、橋田さんも出ますよ。
橋田:まじっすか?丸山さんとか。丸山さん、全然会ってないな~。あ~岩田さん。
菊本:JapanTaxiのCTO。笑
橋田:岩田さん?
菊本:岩田さん、最初ここで会ったんだ。笑
橋田:まじっすか?
菊本:はい。
橋田:南さんとも会ってますね。ココナラの南さん。
菊本:懐かしい。笑
橋田:懐かしいとしか言いようがない、この感じ。6年前。あ、ほんとだ。菊本さん。2014年3月18日。ほんとだ。このログ楽しい。笑
菊本:その前後で会っていたりもするけど、「じゃあ、改めて会いましょう。」みたいなこともありますよね。
橋田:プロフィール、32歳で止まってますよね。僕。笑
菊本:笑
菊本:Facebookでは繋がってはいるんだけど、CoffeeMeetingでランチの募集をしたら知り合いがそこに来たみたいなことはありますよね。
橋田:ありますね。今だったら、僕はyentaですね。yentaしまくってます。
菊本:yenta、会えますか?結構早いですか?
橋田:会ってます、会ってます。週1~2回くらいyentaで会った人とランチとかしています。平日の朝の時間と昼の時間はあんまり考えずに人と会う時間に当てていて。yentaとかで「会いたいです。」と言われたら、基本会う。
菊本:yentaは待っている感じですか?
橋田:基本、待っている感じですね。僕が本当に会いたい人は僕からメッセージを送りますけど、右にスワイプした人の5%くらいの人ですね。自分からメッセージを送って「会いましょう」といういう人は。それ以外の95%は「会いたいです」と言われて、「いいですよ。渋谷でランチかモーニングでどうでしょうか?」という流れ。
菊本:そういう感じなんですね。
橋田:会いに行くパターンって、基本的に僕からそっちの人がいるところに行くので。基準は渋谷から出ても会いにに行きたいかだけ。笑
菊本:なるほど。CoffeeMeeting、最近あんまり僕もやっていなくて。違うものもほしいなと思っていて。
橋田:お金が入るCoffeeMeetingがタイムチケットだと思うんですけど、チケットはよく僕起業相談とか乗ってますよ。タイムチケットのほうで、そういう出品をしてます。結構、値段をちょこちょこ変えていて「最近あんまり来ないから値段を下げようかな~」とか。
菊本:この手のマッチングサービスって、で、結構界隈の人とで会えるのがあったら嬉しいな~と思うんですけど。
橋田:界隈の人と会える的な?
菊本:界隈の人と会える。笑
橋田:初期のCoffeeMeetingの感じって、超よかったですよね。
菊本:そうなんですよ。笑
橋田:会いたいなという人は、僕のこのタイムチケットの…あれ?「発売中のコンテンツがありません」って出てる。笑
菊本:笑

橋田:しれっと消されるんですね~。最近だとMENTAとかで相談受けてます。
菊本:MENTAはエンジニアの若い子の支援に。
橋田:いいですよね、これ。MENTAは完全にピボットしてエンジニアのほうに振り切っちゃったので。初期って、「幅広くメンターを募集します」みたいな感じなんだけど、どっちかというと、そこから途中でピボットをしてエンジニアの師弟関係を作るみたいな方向へピボットしたので。一応、スキルを身に付けていると書いているんですけど基本的はエンジニアメインですね。まだカテゴリー自体は残っているんですけど、起業と指定すると僕が1位で登場すると。
菊本:笑
橋田:2位の池森さんはCoffeeMeeting・タイムチケットがめちゃくちゃ売れている人ですね。
菊本:そうなんですね。
橋田:起業家の相談って、そんなに来ないので。でも、何人か乗りました、これで。月数件乗ってました。趣味です。
菊本:笑
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起業家を目指すきっかけ
起業時の技術選定・仲間集め
コンセプトがブレまくり、結局作るしか無いと考える
資金調達の話
ペライチの新規事業の話
多かれ少なかれ前職に影響を受けている

起業家を目指すきっかけ

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