6月2日のスターダム「NEW BLOOD 9」（品川インターシティホール）におけるパッション注入マッチ、高橋奈七永vs桜井まいは、桜井が敗れたものの試合時間残り1分を切るところまで粘りを見せた。

得意のブーツを中心に奈七永を苦しめる場面もあった“リングの貴婦人”桜井。試合後の奈七永は「なかなか骨のある貴婦人じゃねえか」とパッションタオルを手渡す。
が、桜井はこれを「庶民がうつるじゃないの」と拒否。
「貴婦人に勝つなんて生意気なのよ、でも庶民レジェンドとして認めてさしあげますわ。早く帰りなさい」
貴婦人トークで圧倒すると、富士そば品川店で21:00-23:00、あげ玉トッピング無料サービスの告知も。さすが貴婦人でございます。

いや最初はツイッターであげ玉が無料と間違えていた貴婦人。しかしコラボの結果、本当にそれを実現させるという力技は凄い。さらには会場に「富士そば」コールを発生させてしまう。

試合後の存在感に関して言えば“庶民レジェンド”の奈七永以上。こういうチャレンジマッチは挑む側がボコボコにされて泣きながら「ありがとうございました！」みたいになりがちだし、そのほうが“安全”だったりもするはず。
けれどそうしなかった、貴婦人を貫いた桜井は素晴らしかったです。このまま突き進め貴婦人。