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ビジネス革新の3つの鍵|賃上げ、値上げ、インバウンド戦略

新規就農を目指して、4月から研修をスタートさせるハタセンです。
マーケティング、農業経営のことなど自分が学んだことをテーマに1500〜2000文字くらいの記事を毎日発信しています。
いつも読んでいただいて、ありがとうございます。

今日は、YouTube講演家の鴨頭嘉人さんのvoicyを聞いて学んだことをシェアしていきますね。

近年、ビジネス環境は大きく変化しているように見えます。
円安、インフレ、原材料の高騰や深刻な人材不足は、多くの企業にとって切実な課題となっていることでしょう。

鴨頭さんは、これらの問題に対処するためには、賃上げ、値上げ、インバウンド戦略の3つのアプローチが勝ち筋だと言います。

いったいどういうことでしょうか?

賃上げでビジネスを活性化!従業員と企業の双方にメリットを

鴨頭さんは、ビジネスにおける勝ち筋の一つとして、賃上げの重要性を強調しています。

これは、多くの経営者の方が直面する人材不足の問題解決に関わる有効な対策です。
賃上げによって従業員のモチベーションが向上し、仕事に対する満足度が高まることは明らかです。従業員が喜び、やりがいを感じる環境は、新たな人材の採用にもいい影響を及ぼし、結果として離職率の低下にもつながります。

しかし、賃上げには一定のリスクも伴います。最大のリスクは、人件費の増加が利益を圧迫してしまうこと。
ただし、このリスクは、適切な値上げ戦略によってカバーすることが可能です。

例えば、鴨頭さんがオーナーをつとめるYAKINIKUMAFIA IKEBUKUROのケースでは、従業員の賃上げと値上げをセットで実施し、入社2年目の従業員の月収が80万円を超えることがあったと言いますから、驚くべき成果です。

これは、チップ制度などの独自の仕組みも取り入れたことにより、従業員のパフォーマンスが直接収入に反映される環境を作り出していることもあります。

このように、賃上げは従業員のモチベーション向上だけでなく、企業のブランド価値を高め、より優秀な人材を引き寄せる効果があります。

賢い値上げで利益を最大化!戦略的アプローチのすすめ

鴨頭さんが提唱するもう一つの勝ち筋は、戦略的な値上げです。
賃上げのリスクをカバーし、さらに企業の収益性を高めるためには、値上げが不可欠です。

大切なのは、賃上げをしてから値上げを行うこと。
一般的には、値上げをして、売上が上がってから、賃上げをしようとするかもしれません。でも、もし値上げが失敗して、売上が減ってしまった場合、従業員の満足度も下がり、優秀な人材を失ってしまうリスクが生じます。

先に従業員の賃上げ、そして、その後に、商品の値上げをすることで勝ち筋が見えてきます。
優秀な従業員への価値提供を保ちつつ、収益を増やすことができるからです。
YAKINIKUMAFIA IKEBUKUROの例では、賃上げ後の値上げにより、従業員の高い満足度と企業の収益性の向上が実現しました。

インバウンド戦略:グローバル市場を捉える新たな挑戦

最後の勝ち筋として、鴨頭さんはインバウンドへの対応を挙げています。
特にインフルエンサーマーケティングを活用することで、海外市場をターゲットにした新たな顧客層の開拓が可能です。
インバウンド対策として重要なのは、海外の顧客に響くマーケティング戦略事前の準備だと言います。

YAKINIKUMAFIA IKEBUKUROの成功例を見ると、InstagramなどのSNSを活用したインフルエンサーマーケティングが効果的でした。店の魅力を伝えるインフルエンサーを通じて、グローバルな視野を持つ顧客にリーチすることができます。
また、店舗のホームページを英語表記にするなど、外国人観光客へのアクセシビリティを高める取り組みも重要です。

このようなインバウンド対策は、短期的な効果だけでなく、Googleの口コミなどを通じて長期的なブランド構築にも寄与しています。
YAKINIKUMAFIAでは、口コミ1000件、星4.8を目標に設定し、インバウンド顧客の口コミを積極的に集めることで、持続的なブランド価値を構築して大成功を実現しています。

インバウンド対策は、外国人観光客の流れを予測し、それに合わせた戦略を事前に立てることが重要です。
準備をしてからのアクションが、成功のカギとなります。

まとめ:現代ビジネスの成功への鍵

いかがでしたか?
今回の記事で取り上げた賃上げ、値上げ、インバウンド対応の各戦略は、それぞれが現代ビジネスの難しさに対して有効な解決策を教えてくれました。
賃上げによって従業員の満足度を高め、値上げで企業の収益性を確保し、インバウンド対応で新しい市場を開拓する。

これらの戦略は、それぞれ独立しているように見えますが、実際には互いに補完し合っています。例えば、賃上げと値上げは、従業員のモチベーションと企業の収益性を同時に向上させることができる組み合わせです。

今日のビジネス環境では、これらの戦略を統合的に考え、適切に実行することが成功へのカギとなってくれることでしょう。

私は、ハスカップの生産を中心にしたビジネス展開を目標にしています。従業員を雇い入れ、規模を拡大することも夢の一つです。
その時に、今回学んだ3つの戦略を意識できたらと思います。

私のはるか先を進むあなたのビジネスの参考になれば幸いです。

今日も、最後まで読んでいただいてありがとうございました。

では、また明日。

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