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賃上げ・値上げ・インバウンド| 日本を元気にする三つの策

新規就農を目指して、4月から研修をスタートさせるハタセンです。マーケティングや農業経営について学んだことを、日々1500〜2000文字で書いています。いつもご愛読ありがとうございます。

今日のテーマは、賃上げ・値上げ・インバウンド。このテーマは、YouTube講演家、鴨頭嘉人さんがしょっちゅう語っていることです。

以前にも、鴨さんの話を聞いて、学んだことを記事にしていました。

大切なことは、何回でも書く!
今回も、鴨さんのvoicyから学んだ内容をシェアしていきますね。

あなたの周りでは、賃上げが起こり始めていますか?

値上げの正当性

鴨頭さんが強調するのは、値上げの必要性です。
多くの事業者が、お客さんから「高いよ!」という声が上がるのを恐れて、値上げに踏み切れずにいます。
しかし、日本の人口減少が進む中で、今の経済を保つためには、商品やサービスの適正価格を見直し、必要に応じて値上げを実施する勇気が必要なのです。
値上げは単に利益を増やすためだけではなく、サービスの質を維持し、従業員に公正な賃金を支払うためにも大切なのです。

人口減少の影響

あなたも知っての通り、日本の人口は、どんどん減っています。
2023年のデータでは、出生数が758,631人、死亡数が1,590,530人で、実に83万人の人口が減っています。これは、国内市場の縮小を意味していて、今まで通りの価格設定やマーケットで事業を続けていては、経済は縮小し、賃金は下がる一方です。
これを解決するには、内需を刺激して経済を活性化させるため、賃上げや値上げをすることが必須になってくるのです。

インバウンドの価値

インバウンド、つまり外国人観光客の受け入れ拡大は、人口減少に伴う国内市場の縮小を補うために有効な手段の一つです。
海外の人々が日本に来て、高価な商品やサービスを楽しむことで、日本経済にとっての「外貨獲得のチャンス」が生まれるのです。
日本のメディアがインバウンドの問題ばかりを取り上げる中、私たちは外国の人々に来てもらい、お金を使ってもらうことで成り立つ国の現状を直視する必要があります。

対応策としての賃上げ

人口減少に伴う人手不足問題は、日本の多くの業界で共通の課題です。
ここで大事なのは、賃上げして人を引きつけるか、無人レジみたいに人がいなくてもビジネスが回るシステムを導入するかの二択。
どちらも内需を刺激して、経済を回す重要なポイントになります。

賃上げが内需を刺激し、経済を活性化させるメカニズムはシンプルです。
賃金が上がると、働く人々の手取りが増えます。これにより、消費者が持つ使えるお金の量が増え、レストランでの食事やレジャー活動、さらには家電製品の購入など、様々な消費活動への支出が増加します。
結果として、内需が刺激されることになります。

さらに、賃上げによって生活水準が向上すれば、人々はより健康で充実した生活を送ることが可能になります。これは、幸福度の向上だけでなく、労働生産性の向上にもつながります。生産性が高い労働者は、より価値のあるサービスや製品を提供し、これがまた経済全体の競争力を高めることに寄与します。

加えて、賃上げは働き手を引きつける効果もあります。特に若い世代や優秀な人材が高賃金を求めてその地域や業界に流入することで、イノベーションや新たなビジネスモデルの創出が促される可能性があります。

このように、賃上げは単に労働者の収入を増やすだけでなく、消費の活性化、生産性の向上、さらには人材の集積といった多角的な経済効果をもたらすことができるのです。


今日は、鴨頭嘉人さんから学んだ「賃上げ・値上げ・インバウンド」について、シェアしました。
この3つは、日本経済を動かす大切なキーワードです。
外国人に日本の素敵なところをもっと知ってもらって、日本でお金を使ってもらう。そして、働く人たちがしっかりと報酬を受け取れるようにする。これが、人口減少の中でも日本を元気に保つ方法なのです。

私の思い描くハスカップ農家で生きる道でも、この3つを意識していかなければと、あらためて思いました。

今日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

では、また明日。

他にも、教育×○○や、マーケティングの話なんかもいろいろ書いています。
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