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製品を売るのではなく価値を売る |「ドリルを売るには穴を売れ」が教えてくれるマーケティングの基本

ハニーベリー☆ハスカップ農家で新規就農を目指して、4月から研修をスタートさせているハタセンです。
いつもはマーケティングや農業経営について学んだことを、日々1500〜2000文字で書いています。いつもご愛読ありがとうございます。

今日は、佐藤義典著「ドリルを売るには穴を売れ」という本から学んだことをあなたにもにシェアしますね。

マーケティングって、あらためて考えてみるとどういうことか?
あなたはご存知ですか?

マーケティングとは何でしょうか?商品を売ること?広告を打つこと?それともブランドを築くこと?実は、これら全てがマーケティングの一部です。

しかし、その核心にあるのは「顧客の欲求を満たすこと」です。
今日は、佐藤義典さんの「ドリルを売るには穴を売れ」を通じて、マーケティングの本質に迫ってみましょう。

マーケティングの基本理論

マーケティングには「買い手」と「売り手」が存在し、その間で価値の交換が行われます。佐藤さんは、この価値交換を円滑にするための4つの理論を提唱しています。

1. ベネフィット:顧客にとっての価値

顧客が本当に求めているのは製品そのものではなく、その製品がもたらす「ベネフィット」です。例えば、ドリルを買う人は、穴を開けたいわけです。ですから、マーケティングでは、顧客にとっての価値を高めることが重要です。

2. セグメンテーションとターゲッティング:顧客を分ける

全ての顧客が同じものを求めているわけではありません。年齢や性別、ライフスタイルによって、求める価値は異なります。だからこそ、顧客を適切に分け(セグメンテーション)、ターゲットを絞ることが大切です。

3. 差別化:競合との違いを明確に

同じ商品を提供していても、競合他社よりも高い価値を顧客に提供できれば成功します。この「差別化」が欠かせません。

手軽さ、品質の良さ、親しみやすさなど、自社の強みを生かした差別化戦略を立てましょう。ターゲット層に合わせて、最適な差別化の軸を選ぶことが重要です。

4. 4P:価値を実現し対価を得る

マーケティングの本質は、顧客に価値を提供し、対価を得ることにあります。
その実現手段が4Pと呼ばれる、製品(Product)、販売促進(Promotion)、流通(Place)、価格設定(Price)です。

例えば、広告で価値を伝え、販路で価値を届け、製品が価値を実現し、価格で対価を得るといった具合です。4Pを有機的に連動させ、一貫したマーケティング活動を行うことが大切なのです。

東京ディズニーランドはやっぱりすごい!

東京ディズニーランド(TDR)は、マーケティングの4つの理論が見事に組み合わさっています。TDRは、顧客の欲求を理解し、それに合わせたベネフィットを提供しています。さらに、家族連れやカップルなど、異なるセグメントに合わせた体験を提供し、差別化を図っています。そして、4Pを駆使して、顧客に価値を届け、対価を受け取っています。

まとめ

マーケティングは、単に商品を売ること以上の意味を持ちます。
それは、顧客の欲求を理解し、それに応えることで価値を提供し、対価を得るプロセスです。

佐藤義典さんの「ドリルを売るには穴を売れ」は、このプロセスを理解するための素晴らしいガイドです。

私も、将来の自分の商品となるハニーベリー☆ハスカップを売るようになった時、今日の学びを活かして、多くのお客さんの欲求を理解して、価値を提供していきたいと強く思いました。

この記事で、マーケティングに興味をもっていただいたなら、ぜひ、この一冊をお勧めいたします。
そして、あなたの商品の価値が多くの人に伝わりますように。

今日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

では、また明日。

他にも、教育×○○や、マーケティングの話なんかもいろいろ書いています。

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