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クオリティとストーリー|どちらがビジネスを左右するか?

新規就農を目指して、4月から研修をスタートさせるハタセンです。
マーケティングや農業経営について学んだことを、日々1500〜2000文字で書いています。いつもご愛読ありがとうございます。

今日は、YouTube講演家の鴨頭嘉人さんのvoicyを聞いて、あらためて、ストーリーブランディングについて学んだことをシェアしますね。

あなたは、ご自分のビジネスのクォリティを大切にしますか?それともストーリーを大事にしますか?

以前、ストーリーブランディングについて、学んだことをこんなふうに書いていました。

物を売るんじゃない!物語を売るんだ!
商品やサービスに物語を組み込むことで、単に機能や品質を提供するだけではなく、お客さんの心に響く深い体験を提供することができます。
この体験によりお客さんの記憶に強く残り、強いブランドイメージに貢献してくれます。

これについては、多くの方が「なるほど!」と思うことでしょう。
でも、鴨頭さんは、「クオリティの時代は終わり、ストーリーの時代なんだ」という流行りの言葉の落とし穴について、熱く語っていました。
つまり、どんな業界においても当てはまるのか?という疑問を投げかけてくれているのです。

飲食業界のような成熟した市場では、美味しいだけ、高品質だけではお客さんは引きつけられない時代になったと言われています。ここで大切になってくるのが、「ストーリー」です。
お店が持つ独自のストーリー、つまりその存在理由や背景に共感することで、初めてお客さんが足を運ぶようになるわけです。

一方で、コンテンツビジネスなどのような未成熟な業界ではこの法則が成り立たないというのです。

コンテンツビジネスとは…
文章、画像、動画、音楽などの「コンテンツ」を制作し、それをインターネットや他のメディアを通じて提供し、収益を得るビジネスモデルのことです。

このようなビジネスの場合は、ストーリーよりもまずクオリティが求められます。良いストーリーを持っていても、コンテンツ自体のクオリティが低ければ、そもそも市場で勝負になりません。

プロフェッショナルであることの真髄は、顧客が持つどんな質問にも余裕をもって答えられる知識と経験の量にあります。お客さんは、自分よりも知識や経験が少ない人からは買いたくないと考えるものです。つまり、未成熟な業界では、プロとしてのクオリティが何よりも重要となるわけです。

では、私たちはここから何を学ぶべきでしょうか?
それは、自分が所属する業界が成熟しているのか、未成熟なのかを理解し、それに応じた戦略を立てることの大切さです。成熟した業界であれば、確かにストーリーの力は無視できません。しかし、未成熟な業界であれば、クオリティが最優先されるべきであることを忘れてはなりません。

あなたのビジネスにおいても、この「クオリティとストーリー」のバランスを見極めることが、成功へのカギとなるでしょう。クオリティを磨きつつ、人々の心に響くストーリーを紡ぐ。
その両輪がそろってはじめて、本当の意味での成功を手にすることができるのかもしれませんね。

私は4月からの農業研修を経た3年後、ハスカップ農家として新規就農し、自分のビジネスをスタートします。
クオリティとストーリーのバランスを見極め、成功へと導きたいです。

さあ、今日からあなたも、自分のビジネスにおける「クオリティ」と「ストーリー」のバランスを見直してみませんか?あなたのビジネスに新たな風を吹き込むきっかけになるかもしれませんよ!

いつも最後まで読んでくださり、本当にありがとうございます。
次回も、新たな発見を一緒に楽しみましょうね!

では、また明日。

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