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あらゆる恋愛テクニックの次元をあげるゴール設定

先日、インナーマリッジ講座のフォローミーティングでした。(全員参加ではないですが)

男性性と女性性を成長させるインナーマリッジ講座は、

2日間の講義に、1ヶ月後のフォローミーティングがついているので、学んだ後の実践をしてもらい、その変化をシェアしたり質問をしてもらったりすることができます。


男性性と女性性の本来の役割を知って

その役割に合わせて自分の男性性と女性性を成長させる

ということを大切にしている講座なのですが・・・



女性性は存在そのものなので誘導することは難しいのです。

男性性や思考やことば、選択や行動なので変化をもたらしやすい。

(これは事前予習用のストーリーアタック講座のセミナー動画です)


そのため、インナーマリッジ講座は別名、『男性性を育てる講座』と言っても良いかもしれません(笑)

男性性を育てることで結果的に女性性が成長し、変わっていく。

そのため、男性性(行動や考え方や選択)を本来の役割に合わせていくことをします。


男性性の本来の役割はこれだけだと伝えています。


・女性性からくる全てのエネルギーを受け取ること
・受け取ったエネルギーを外に表現すること(叶えること)
・女性性を守ること

これ以外の”余計なこと”はするな!と伝えています。笑


しかし、女性性を攻撃したりコントロールしたり、女性性から受け取るエネルギーを”拒否”したり、ジャッジして選んだり、女性性を決めつけたり・・・

そういう男性性だと、女性性は安心することができません。


さて、男性性と女性性を育てるだとかインナーマリッジするだとかそう言ったことを話すと、『恋愛とか夫婦関係とかパートナーシップとかに関する講座なの?』と思われることが多いようです。


”インナー”マリッジなので、自分の内側での結婚ですが。

男性性と女性性って、そっくりそのまま男性と女性の関係に現れたりするので、もちろん男女関係にも超関連します。


そんなわけで、今日はちょっと恋愛とか男女関係の方面からインナーマリッジの解説を。いつもは、男性性は女性性は・・・と書いているけれど、今回はがっつり『男性は女性は』と書かせていただきますね。


”愛されるため”に何かをする違和感


まず、世の中にはたくさんの恋愛本やパートナーシップ本が出ています。

かくいうわたしも、恋愛にまつわる本を書いたひとりです(そして、よく売れてテレビでも紹介してもらったりしました。笑)

ただ、長々とわたしの発信を受け取ってくれている方はお気づきかもしれませんが、わたし恋愛やパートナーシップに関する情報発信やコンテンツがあまり無いんですね。


なぜなら?苦手意識があったから。


恋愛とかパートナーシップのこととなると、途端にポンコツになる自分もいて。

どうしようもないくらい悩んだり、抜け出せなかったり、自分のできるあらゆるテクニックやワーク、持ち前の知識などを全投入しても意味がなかったりと、こう見えて偏差値が低いんです(苦笑)


ちなみに、23歳の時に書いたあの本は京都のスタバにて3日で書きました。

上から全て降りてきたからです。わたしはもう書記官のような感じでした。笑


書いた本人が驚くくらいまぁ、良い本だと自負していますが



ここに書いてる内容も、あの本に書いてる内容も、あの人のブログの内容も、有名なあの人のメルマガも全て試してやってみて、少しずつ変わってきて理解してきたものの、なんか最後のしこりみたいなのがずっとあったんですね。


男性に愛されるための方法だとか、あげまんになる方法だとか(笑)尽くすのをやめて尽くされるようになる方法だとか、もういっぱい学んで必死になって実践しようとして(恥

でもなんだかやっぱりうまくいかなくって、嫌になって、そういうこともしたくなくなって、でもどこか不安で・・・ある時悟ったのです。


ゴールが違う、と。

その時にすべて分かりました。

幸せな恋愛やパートナーシップを望む理由がそもそも違う、と。


男性に愛されたいと思っていながらも、心のどこかで『本当の望みはそれではない!』という感覚がずっとありましたし、”それはどこか自然体ではない”という違和感もあったんですね。

本当にそれが大事なの?
誰かに愛されていないといけないのも不自由じゃない?
自分の心が人が愛してくれるかどうかに左右されるのも、なんか違うんじゃない?

こんな気持ちもずっとあった。


だから、感情的には男女関係をうまくいかせる方法を求めながらも、心のどこかで素直に従えない・・・しこりがありました。


しかし、あるとき悟って、全く考え方が変わってしまいました。


すべての恋愛テクニックが”素晴らしいもの”へ変わった理由



ある結論から言うと・・・恋愛のテクニックを学ぶ目的はこれに尽きます。











真の信頼関係を構築すること


これに尽きるんです。


愛されるためでもなくて
尽くされるためでもなくて


あげまんになるとか
あげちんになるとか
パートナーを裕福にしてイェーイってするとか(笑)

そういうことじゃなくて

真の(誠の、まことの)信頼関係のためなのです。


真の信頼関係があると、その信頼関係の輪の中にいる男女は、ものすごい力を発揮することができる。

その信頼関係の輪は、エネルギーチャージにもなるし、時にはトレーニングの場にもなるし、どんどん進化や成長がある場所になる。

この信頼関係の輪はもちろん、男女ではなくてもつくれるのですが、男と女というセットが陰陽セットで最も”カタイ”のです。


真の信頼関係という輪が(関係性が)ある人というのは、存在そのものが安心していてグラウンディングしている。

真の信頼関係の輪の中(家族の中)にいる子どもは、自尊心や愛や感謝を損害されずにすくすくと育ち、崩れない信頼関係がある前提で生きるようになる。

あぁ、男女関係って、なんて素晴らしいんだ・・・

男性と女性がパートナーとしていい関係を築けるようになるって、なんて素晴らしいんだ・・・

(そういうテクニックを教えてくれるすべての内容も同時に、素晴らしいゴールへと導くものだって心から思いました)



もちろん信頼関係がゴールでもありスタートでもあるんです。


信頼関係をつくることができるから、

愛されることや愛すること
尽くされることや
あげまんになることも
あげチンになることも、

結果的に、出来る。


結果的に、なんです。


よくあるテクニックも理解ができるようになる


例えば、女性は男性に甘えよう、とどの本にも似たようなことが書いてあります。わがままな女になれ!とか、自分の望んでいることを言おう!とか。

確かに大事かもしれない、でもやっぱりゴールが重要なのです。


甘えられるようになることをゴールにするのではなくて、遠慮なく甘えることができるくらいの信頼関係を築くことや、男性を信頼する自分がゴールなんです。

遠慮なく甘えられるくらい相手に信頼を抱けている自分や、関係性

がゴールなのであって、

相手が甘えを受け入れてくれるかどうか(相手基準のゴール)ではないんですね。



逆に男性なら、女性に尽くそう!エスコートしよう!だとしてそれも、そういう男がモテるとかそういう男が女性は好きなんじゃなくて


堂々と女性をエスコートできる自分自身への信頼や、委ねてもらえる信頼関係のためなの。


相手をコントロールするための恋愛テクニックやパートナーシップの学びはうまくいきません。たとえいっときうまくいったとしても、心の憶測でまだまだ不信感が残っており、本当に安心することからは逆に遠ざかります。


男と女、それぞれに向けた恋愛のテクニックは全て

『真の信頼関係を築くため』

だとして見たら、どうでしょうか。そのテクニックをどれだけやったとしても相手を信頼することができなければ意味がないように思いませんか?


ゴールを間違えると恋愛本は何の役にも立たないし、ゴールを信頼関係を築くこと一本にすれば、あらゆるテクニックの本質が見えてきます。


相手を通して信頼する力が高まっていく自分と出会うこと


それが楽しみになればなるほど、何をやっても好転することを私は体験しました。


女性の本性は”愛されたい”じゃない



女は放ち受け取ってもらうことが愛されること

男は受け取って放ち感謝されることが愛されること


女性の本来の役割は受け取り、放つことです。受け取るのは”源”からです。自然です。大地です。地球です。身体です。見えない世界からです。


男性からの愛ではなく受け取るのはあちら側からの愛なんです。

それを自分の器に入れて、放つ。


女性性の放ったエネルギーを男性が受け取り、外の世界に向けて発射し、現実化する。そうすると男性性は感謝される、気持ちいい、男性性はとても嬉しい。

”女性性のおかげ”で、男性性はとんでもなく感謝されて、”女性性のおかげ”で男性性は輝ける。

だから、男性性は女性性を守り、大切にし、ケアをする。大切なエネルギー源だから。


このように連携することで

女と
男が
協力しあって
神をあらわす。


女性はただいるだけで良いってのは、そうでないと受け取れないからなんです。ウロチョロされたら受け取れない(笑)あなたはあなたでいなさいよ、その他の誰にもなろうとするんじゃないよ!ってこと。

男性が女性に尽くすことで愛を見つけるのは、女性から放たれるエネルギーが自分を満たすから、自分のために大切にするんです。

想像してみてください。


男性にとって『どうしたって外側から手に入れることのできないスーパーパワフルなエネルギー』を女性から受け取ったら、男性はそれを与えてくれる存在を蔑ろにしませんよね。大切にします。

男性は、自分では生成できないパワフルなエネルギー(生命力そのもの)を女性から受け取れるから、自分のためにその女性を超大切にする。

女性のためは自分のためになるし、それに全力を使うようになるんですね。


だから、女性は自分自身に全集中することが大事なの。

男性は、女性からどんなものが飛んできてもとりあえず受け入れることが大事なの。アドバイスもいらんし、ツッコミもいらんし、とにかく受け取ってくれるというだけで女性は落ち着き、安定するの。



そうやって結果的に、それぞれが本来の役割を生きたとき

女性は尽くされて愛されて
世界そのものになり、

男性は尽くして愛することで
自分と世界を愛して守る


ゴールを間違えると、恋愛にまつわる学びが全く効果的でなくなるんです。もちろんこれは、男女だけに言えることではなく『インナーマリッジ』でも言えること。


男性性と女性性を成長させてインナーマリッジさせるのは、自分自身との信頼関係がゴールなんですね。

やはりインナーマリッジ、最強だなと改めて思いました。



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もし人生が無条件に自由で豊かだったら何をするかと言われたら書く、というくらい書くことが生きる上で欠かせない人間です。10年間の集大成を大放出します。サポートは全て執筆と研究活動に使わせて頂きます