好きです、なんて答える人はいるのだろうか。

先日、妹が子宮頸管ポリープを取ってきた。大きかったこともあり全身麻酔だった。その日が来るまでワタシは無性に不安になっていた。目が覚めなかったらどうするんだろう？ワタシは常日頃、全身麻酔やらMRIやらお世話にならずに歳を重ねたいと思っている。これでも医療従事者なのだが。自分が麻酔を受ける訳でもないのに、母を始め麻酔を体験した人達の話を聞き漁った。で、結局のところは先生を信じようと思い直した。麻酔の副作用でゲーゲー吐いたこと以外は妹の身体は無事だった。

この頃から、なんでワタシは麻酔が嫌なのか考え始めてハッと気がついたことがある。とにかく真っ暗なところが嫌いなのだ。寝室が真っ暗だとリラックスできない。この前書いた善光寺の胎内めぐりもしかり。ディズニーランドに初めて行った時のスペースマウンテンはよりにもよって一番前に乗ってしまった。暗闇を走るジェットコースターなんて何が楽しいんだろう。ややパニックになりかけたものの必死で目を凝らしてレールを見つけ先を予測し平静を取り戻した。

影があるところには光がある、夜が終われば朝が来る、冬が終われば春が来る。暗闇の先にも光や希望を見つけて生きていたいものです。

#日記 #エッセイ