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冬を愉しむ

同じ読み方なのに漢字が違うことで、ニュアンスが異なってくる言葉が日本語にはたくさんあります。noteで文章を書く方たちなら、意識して言葉を選んでおられると思いますが、いかがでしょうか?

「たのしむ」という言葉に対して、「楽しむ」と「愉しむ」という二種類の漢字表記があります。楽という漢字で思い出すのは音楽。心に残る音楽もあると思いますが、どちらかというと刹那、その瞬間を楽しむもののように思います。もう一方の「愉しむ」。りっしんべんは「心」を示す部首ですから、心からたのしむというニュアンスで使う言葉のようです。

漢字が持つ意味を熟慮しつつ、漢字が纏うオーラ、雰囲気も気になります。こう思うのは、わたしだけでしょうか?今回の場合なら、「愉しむ」という字が持つ雰囲気に惹かれます。

ところで↓↓↓

アドベントカレンダー。冬を愉しむには良いかもしれないと、えいやっ!と、申し込みました。わたしは12月3日を担当します。寒い冬を暖かな気持ちで過ごせるような言葉を届けられたら、と考えているところです。

#エッセイ #日記 #日本語

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