小さな結晶を集めて
「来年に調理師免許をとって、社員登用してもらって、再来年からは社員として頑張っていくんだ!」という大きな目標を掲げて、日々進んでいる私なのだけど…
「いつか社員になる」ことを意識しながら社員さんたちの下で働いていると、「同じ仕事が、私にできるの…?」という途方もない不安に襲われる。
凄い人たち。
だから尊敬しているんだ、社員さんたちのこと。
すごく、憧れるんだ。
あんなふうに、私もなりたいって。
あの中の1人になって、現場を動かしてみたいって。
野心じゃないけど、、。
でも、その方たちと同じ立場になって同じ仕事をできるか?と考えたら、私にできるとは思えなくて。。。
つい、暗い気持ちになってしまうんだよ。
「“できない”と最初から決めつけたら、それはもう“できない”んだと思うよ」という叱咤激励を、友達からもらって。
そのとおりだと思うし、「やるぞ!」という気持ちは消えずにずっとあるんだけど、「できる!」という自信は、全然なくて。
そんな今日、前にも一度救われたことのある、ローランド氏の言葉を耳にして、ハッとした。
要約すると、
「雪だるまを作る時、最初から完成した大きい雪だるまを見て、“こんなの作れない”と諦めるな。
どんなに大きな雪だるまも、最初は雪の結晶を固めた、小さな雪玉だった。
まずは、その小さな雪玉を、一生懸命に作る。
そして、それを転がして転がして、大きくしていくんだ。
雪玉が大きくなるごとに、くっついてくる雪も多くなって、だんだん簡単に大きくできるようになるから。
その先に理想、完成がある。
だからまずは、小さな小さな結晶を集めて、小さな雪玉を作るところから始めろ。」
さらに響いたのは、
【自分に自信がないのは、理想と目標が高い証拠で、悪いことじゃない。】
という言葉。
まさに今の私じゃないか、、、。
自分に自信がないのは、自分に能力が無いせいじゃない。
目標が高いからこそなんだと。
その高い目標にたどり着くために。
私も、小さな小さな結晶を集めて、
集めて、集めて、集めて…
まずは小さな雪玉を、ひとつ作れるように、頑張ろう。
社員になっても、最初は全然できなくて、絶対に落ち込んでしまう。
だけど、そこでもまた、小さな結晶を集めて、集めて、集めて…
もしかしたら、私が尊敬している社員さんたちも、そうやって小さな結晶を集めてきた人たちなのかもしれない。
私も、そこに続きたい。
後を追いかけたい。
ありがとう、ローランド。
またあなたに救われた。
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