関東大震災のときの事件その2

 それで昨夜(9月1日夜)は、都庁前で行われていたこの抗議行動のうち、ダイインにだけ参加してきました。用事があったので、ここだけ。


小池都知事は永遠に朝鮮人虐殺を追悼しません

 それで、ダイインというのは初めてやった。公園の地面に直接寝転がるんだ。なんか私はコロナ怖いし、なんとかで、ちょっと躊躇したんだが、やってしまうと空が見えて、星が見えた。目の前に都庁がドーンと見えた。


都庁。でかい。

 部落出身の男性と駆け落ちし、関東大震災に遭い、多くの朝鮮人が殺され、部落出身者も次々殺されていたというその時、祖母はまだ20代だったはずだ。若くて、赤ん坊を抱え、どう逃げたんだろう。夫は殺されたのだろうか。それとも一緒に逃げたんだろうか。分からない。ただ、夫はその頃に死んでいることだけはたしかなんだ。

 どんだけ心細かったろう。赤ん坊を抱え、夫が死に、大震災で。

 そんなことを考えながら、星を見ていた。小池都知事はそういうことを一瞬でも想像しない人なんだろうなぁと思うと、なんと心が寂しい、冷たい人だろうかと感じる。

 しかし、この怒りを、私たち、新しい都知事を選ぶという行動に変えていかなっきゃダメだよね。新しい都知事を選ぶのだ。その候補になりえる人を、今、早く、選ばなきゃ。間に合わないよ。もう、来年だよ、都知事選。


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