2019年9月12日~私のしごと

 またバイトに落ちてしまった~。今、実は一つバイトはしてるのですが、シフトがあんまり入らないので別のバイトをしようと履歴書や職務経歴書を送っていたのですが、ダメでしたぁ。ああ、私、事務系のバイトって受かったことないなぁ。信用ないんだなぁ(笑い)。でも、自分で言うのもなんですが、私、事務能力に関してはものすごい自信があるんですよね。昔、音楽評論家の湯川れい子さんの秘書をしていた時代、きっちりスケジューリングや著作権管理や色々な資料整頓や資料作りや電話応対お客様応対、やっていました。今でもすぐ出来る自信満々なんですが、まぁ、落とされます。50歳も過ぎたオバさんを事務職は中々雇ってもらえません。仕方ありません。また次を探しますね。それが現実です。

 50歳も過ぎるとバイトはみんな労働系になる。年とったんだからゆっくり座って働きたいものだが、世の中を見ると分かるように、50歳も過ぎたおばちゃんおじちゃんが失職したり、色々な事情で働こうとするとスーパーとか掃除とか警備とか。身体を使って立ちっぱなしの仕事ばかりになるのが日本の現実・なう。これまでしっかり働いてきたのに失職してしまったおじさんおばさんのパワーをもっとうまく使えばいいのに、日本よ~とか思うのだけど、世の中はそうはいかないんだよねぇ。

 そして、若い人の就職や転職には世の中は色々言ってくれるが、年配者のそういう仕事探しに関しては誰も何にも言ってくれないんだよなぁ。ああ、そうか、私が言うかぁ、ライターだわ、私。。。

 そうかぁ、それ書くか~。考えます~~。

 ライターだわ。

 で。今日、その、あなたは落ちましたのお知らせと共にポストに一通の手紙が入っていた。それは、少し前に記事を私が書いた、亡くなった元おすもうさんの、彩豪さんのお母さんからだった。

 先日、彩豪さんを偲ぶ会があって、そこでお父さんお母さんにお会いして、「記事送りますね」と約束して、送ったのだった。そうしたら、そのお礼の手紙だったんだが、読んで涙がいっぱい出た。お母さん、息子さんを早く、突然に亡くしてしまい、本当に悲しんでおられて(あたりまえだ)、でも、息子のことを書いてくださり、ありがとうございます、こんなにも皆さんに慕われているとは思っていなかったです、と。

 そしてこの記事を何度も読み返していること。これからも何度も読み返すことになります、とあった。

 私は自分にいつも自信がないし、自分の仕事にも自信はなくて、いつもダメだダメだと思っているけれど、この仕事は私がした最高の仕事だ。間違いなく、絶対にそうだ。私がこれまで書いたどんな原稿よりも価値がある。すばらしい仕事をした。させてもらった。心からそう思った。そう思わせてくれて、本当に、こちらこそ感謝している。ありがとうございます。

 そうだ、私はライターだ。バイトは落ちたけど、そうだ、ライターだ。

 もうちょっと頑張ります。

   


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